1年の中で季節お手紙を書く機会がいろいろとありますが、暑中見舞いを出す人も多いのではないでしょうか?
暑中見舞いは、1年のなかでも特に暑さが厳しいときに、お知り合いの方やお友達などのことを気遣ったり、お元気ですか?私はこんな感じで生活していますよとお伝えするお手紙を出すのですね。
ここでは、暑中見舞いの出す時期と、もし喪中の場合に暑中見舞いを出してもいいのかをまとめていきたいと思います。
暑中見舞いの時期はいつから出していいの?
暑中見舞いを出す時期は諸説あるとされています。
一番良く用いられている説では小暑からはじまって、立秋までの間に出すのが良いとされています。
その他の説では、暦の上では書中というと、夏の土用のことをさすのでその間に出すという事もあるそうです。
夏の土用は、立秋の前日までの約18日間のことで、2017年の場合は7月19日~8月7日にあたります。
その他には、梅雨が明けてからという説もあります。
でも、もっとも一般的にもちいられている説は小暑からはじまって、立秋までの間なので、その間に出せば良いということになります。
次にその小暑と立秋のの間とはいつなのかを紹介します。
暑中見舞いの時期2017年はいつ?
では、小暑と立秋って今年はいつになるんでしょうか?
2017年の日付で考えると小暑が7月7日、立秋が8月7日なので、暑中見舞いは7月7日から8月7日くらいまでにだすのがいいということになりますね。
ただ、暑中見舞いは「梅雨が明けて暑くなった来たのでご様子をうかがいました」という意味合いも含まれているお手紙なので、相手の地域が梅雨明していないとちょっと早いな・・・とおもわれるかもしれません。
相手の地域のお天気も少し気にしてみるといいかもしれませんね。
立秋を過ぎたあとは、暑中見舞いではなく残暑見舞いに変わります。
残暑見舞いは8月中に出すのがよいとされているそうですよ。
暑中見舞いの時期に喪中の場合は出しても良い?
結論からいうと、自分が喪中であっても相手が喪中であっても暑中見舞いは出してもOKです。
マナー違反ではありません。
年賀状は、喪中のときは控えますがそれは年賀状がお祝いのお手紙だからですね。
例えば、年賀状を出せない喪中の時に喪中である事を知らずに送られてきた年賀状には、寒中見舞いでお返事を出す事があります。
それは、寒中見舞いや暑中見舞いは季節のお手紙で、相手の事を気遣ったりこちらの近況をお伝えするお手紙でお祝いしている訳ではないので、喪中であってもだしていいというわけです。
喪中で力を落としている相手を思って出すのもいいですし、こちらが喪中で少し寂しい気持ちに寄り添ってもらえるお手紙を出すのもいいですね。
毎年出して気持ちの交流をしていた暑中見舞いを喪中だから…と無理にガマンする必要はないのです。
例年通りお手紙を差し上げてくださいね。
まとめ
暑中見舞いは7月7日ころから8月7日ごろまでに出す相手の事を気遣ったり、こちらの近況を伝える季節のお手紙です。
喪中であっても、暑中見舞いは出すことができます。
喪中の時期でも少しでも人とのつながりを感じられるお手紙のやりとりをしたいものですね。