定型外の郵便で荷物や書類を送ることってよくあるのに毎回送る重さが違ったり、送る物の形が違ったりすると、
送料はいくらになるかな?
ポストへの投函でいけるかな?
箱の方が強度的にはいいけど、箱を使っても定形外で送れるのかな?
など不安になりますよね。
今回は定形外郵便の中でも、A4の書類を送るときの送料の目安とポストへの投函OKのサイズ、箱を使った定形外郵便についてご紹介します。
2017年6月に行われる定形外郵便の料金改定についても、追記しています。
目次
定形外郵便でサイズがA4の場合の料金は?
A4サイズの書類や紙などを送る場合のサイズや送料についてご紹介します。
ここでは、A4のコピー用紙を透明のビニールでできたクリアファイルに挟んで折り曲げずに、そのまま送れる大きさの角形2号の封筒で送る場合を想定して計算します。
まず、定形外郵便は重さで送料がきまるので、送る物のすべての重さの合計を知る必要があります。(※2017年6月以降は郵便料金が改定されるため、定形外郵便物の大きさも料金に関係するようになります。詳細は後ほどお伝えします。)
それぞれの内容物の重さの目安は
・A4コピー用紙1枚 約4g
・クリアファイル1枚 約25g
・封筒(角形2号)1枚 約14g
です。
定形外の郵便料金は
・50g以内が120円
・100g以内が140円
・150g以内が205円
・250g以内が250円
・500g以内が400円
・1kg以内が600円
・2kg以内が870円
・4kg以内が1180円
なので、クリアファイルに入れて送るならコピー用紙2枚くらいまでを
120円で出すことができますね。
クリアファイルを使わずに直接、封筒に紙を入れるのであればA4の紙を8枚くらいまでを120円で送ることができる計算になります。
参考までにクリアファイルにコピー用紙を入れるならだいたい15枚くらいまでが100g以内になるので140円で送ることができます。
これらの例はあくまでも目安なので、正確な料金はご自身で実際に送る物を計りで測って確認してくださいね。
※追記
2017年6月以降は郵便料金改定が行われ、定形外郵便は重さの他にサイズでも料金が変わることになりました。
同じ重さの定形外郵便物であっても、大きさが長さ34cm以内、横25cm以内、厚さ3cm以内(レターパックの大きさとほぼ同じ)の規格に収まるものと、それ以上のサイズとでは料金が異なる設定になります。
A4サイズは規格内に収まりますので、下記の「定形外郵便の規格内の場合の料金」で計算することができます。
2017年6月1日以降は下記の料金を参考にしてください。
定形外郵便の規格内の新料金(2017年6月以降)
定形外郵便の規格は、長さ34cm以内、横25cm以内、厚さ3cm以内、重さは1kg以内です。
※()内は改定前の料金
50g以内 120円 (120円、変更なし)
50g超〜100g以内 140円 (140円、変更なし)
100g超〜150g以内 205円 (205円、変更なし)
150g超〜250g以内 250円 (250円、変更なし)
250g超〜500g以内 380円 (400円、20円up)
500g超〜1kgまで 570円 (600円、30円down)
1kg超〜2kgまで 取り扱わない (870円、取り扱い停止)
2kg超〜4kgまで 取り扱わない (1180円、取り扱い停止)
念のため、規格外の料金も記載しておきますね。
定形外郵便の規格外の新料金(2017年6月以降)
50g以内 200円 (120円、80円up)
50g超〜100g以内 220円 (140円、80円up)
100g超〜150g以内 290円 (205円、85円up)
150g超〜250g以内 340円 (250円、90円up)
250g超〜500g以内 500円 (400円、100円up)
500g超〜1kgまで 700円 (600円、100円up)
1kg超〜2kgまで 1020円 (870円、150円up)
2kg超〜4kgまで 1330円 (1180円、150円up)
ーーー追記ここまでーーー
A4サイズのものを送る時に、もし3つ折りにしてもいいのであれば、3つ折りがちょうど入る大きさの長形3号の封筒に入れると定型郵便で送ることができます。
長形3号の封筒1枚の重さが約5gで、定型郵便は25g以内なら82円、50g以内なら92円で送ることができるます。
なので、A4コピー用紙4枚くらいまでなら82円、11枚くらいまでなら92円で送ることができます。
ただ、定型郵便は厚みが1cmまでなので3つ折りにしたときに1cmを超えないかを確認してくださいね!
定形外郵便でサイズがポストに入るのはどのくらいまで?
いざ荷物を出そうと思っても郵便局がしまっている土日だったり、仕事などの関係で郵便局の空いている時間にいけないこともありますよね。
ポストに投函したいけど、定形外の大きさってどのくらいまでならポストに入れられるのかわかりませんよね。
ポストは、新しいものと古いものがあるので一概に「この大きさまではOKです」とは言い切れないのですが、
新しい大型のポストなら投函口が2つあって、右側に大きいものを入れられるようになっています。
そこには、レターパックというA4サイズで厚さ3cmまでのものが入れられるように作られているので、定形外のものでも短い辺が25cmくらいまでで、厚さが3cmくらいまでなら新しい大型のポストに入れられます。
ですので、A4サイズの定形外郵便であれば、大きな口があるポストならポスト投函が可能です。
もし、近くに大きな郵便ポストがない場合は、コンビニのローソンにはこの大きさの投函口がついたポストが置いてあることが多いので、そちらを利用してもいいかもしれません。
ただローソンのポストは投函口に入らなかった場合、郵便物は店員さんに預かってもらうことができないので郵便局に行くしかありません。
小さな郵便局は土日やっていないこともありますが、少し大きな郵便局は土日やっていたり、夜間や24時間やっている「ゆうゆう窓口」という場所が郵便局のなかにあるので、そちらを利用しましょう。
定形外の郵便物は最大の大きさと最小の大きさが決められていますので、注意してください!
最小と最大のサイズに関しては、こちらに詳しく記載しています。
参考:郵便料金は定形外で速達でいくら?サイズで変わる?簡易書留はいくら?
定形外郵便のサイズで箱って大丈夫?
定形外で送るときにつぶれないように箱で送りたいけどいいのかな?
箱を使うと、ゆうパック扱いになっちゃわないかな?
と不安になりますよね。
でも、安心してください。
定形外で決められている最大と最小のサイズのなかであれば、ダンボールなどの箱を使っても定形外郵便として送ることができます。
最小と最大のサイズに関しては、こちらに詳しく記載していますので確認してくださいね。
参考:郵便料金は定形外で速達でいくら?サイズで変わる?簡易書留はいくら?
4kgを超える物は定形外では送れないのでゆうパックなどの小包扱いになります。
もし、送る先が同じ県内で重さが1kg以上あれば、小包扱いのゆうパックの最小サイズの送料が610円なので定形外で送るよりゆうパックの方が安くなる可能性があります。
ゆうパックなら配達の時間指定や追跡、損害賠償もしてもらえます。
もしどちらの方が安いかわからない場合は、郵便局に持っていて郵便局の方に確認してもらってくださいね。
まとめ
今回は定形外郵便でA4の書類を送るときの簡易的な計算の目安や、ポストへの投函のサイズ、箱の使用などについてまとめてきました。
仕事やプライベートでも使うことの多い定形外ですが料金やサイズが分かりにくのが困ったところですよね・・・。
郵便局に持ち込んで確認するのが一番ですが、ある程度今回の記事を参考にしてだいたいの相場を知っておくと安心ですね。
<注目記事>
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