「子どものパスポートの写真をどうしよう・・・」
赤ちゃんが生まれて、子どもがまだ幼いときに旅行や帰省で海外に行くご予定の方が持たれるお悩みのなかの1つが、パスポートの写真についてなんです。
「写真館にいくのもちょっと大変だし、お金も掛かりそう・・・」
「家で撮った写真じゃだめかな・・・?」
そんな疑問や不安をお持ちの方のために、ここではパスポートの写真についてまとめていきますね。
赤ちゃんのパスポートの写真は自宅でとってもいい?
赤ちゃんを写真館に連れて行ってパスポート用に写真を撮るのは意外と大変な事もあります。
たとえば、赤ちゃんのご機嫌の具合がわるくて大泣きしちゃって、パスポートの規定にちゃんとクリアできる写真を撮るのに結構時間と労力がかかったりするんですよね。
そんな人も多いと思うので、赤ちゃんのパスポートの写真は自宅で撮る人も多いようですよ。
取り方は、白いシーツなどに赤ちゃんを寝かして顔が正面になるようにたくさん写真をとって一番良さそうなものを選びます。
一人ですわれたり立てる場合は、背景を白色の壁にして、出来るだけ部屋の明かりを明るくして写真を撮るのがコツですよ。
帽子とかかぶっているのはダメなので、気をつけてくださいね。
背景に木目とか映っていると、申請時に渋られる事があるそうです。
写真はパスポートに印刷される過程で少し暗くなるので、出来るだけ明るくして撮る方がいいそうです。
デジカメなどで写真を撮った後は、簡単な写真編集ソフトを使って、赤ちゃんの顔がパスポートの規定のサイズに当てはまるように調整します。
パスポートは写真のサイズと、中に移っている顔のサイズも細かく決められているので注意してくださいね。
サイズについては後ほどご紹介します。
ソフトで写真を調節できたら、出来るだけ質のいい紙に印刷して、規定の大きさにカットして完成です!
編集ソフトで写真を調整するのが難しいときは、写真屋さんに持っていったパスポート用に調整して印刷してくれるサービスがあったりするので、そのサービスをやっているお店を探してみるのも良いですね!
写真は笑顔でもOK?
パスポートは期限が5年と10年の2種類がありますよね。
でも20歳以下の子どもは顔がどんどん変わるので、5年のパスポートしか申請できないんです。
しかし、やっぱり5年といったってできればかわいい我が子の笑顔の写真をパスポートに使いたいですよね。
大人がパスポートの写真を撮るときは笑わないように指示されますし、あかちゃんも笑っている笑顔の写真はダメなんでしょうか?
規定では顔が変わってしまうくらい笑っているのはダメというような決まりがあるようです。
できるだけ「大きく口を開けてにっこり」の写真は避けた方が良さそうですね。
かるく笑ってるかな・・・くらいなら、赤ちゃんの写真を撮るのが大変なのは申請を受け付ける方もご存知なので、ちょっと多めに見てくれることもあるようですよ。
写真のサイズは?
では、自分で写真を編集するときに気になるパスポート写真のサイズについてまとめておきますね。
写真の大きさは、縦4.5cm×横3.5cm。
写真は縁なしで無背景。
顔のサイズは頭のテッペンからあごまでが34mmで、±2mmはOKです。
頭のテッペンから写真の上端までが4mmで、±2mmはOK。
顔の中心軸は左端から17mm、±2mmはOK。
大人はこのサイズでちょうど収まるようになるのですが、赤ちゃんや小さいお子さんの場合は顔が丸いので、上下のサイズを合わせると顔の左右が写真からはみ出しちゃう事が多いんですよね。
その場合は、顔全体が写真に入る事を優先して大丈夫ですよ。あまりに顔が小さすぎると、申請を受け付けてもらえず、写真を撮り直してきてくださいと言われて二度手間になるので注意してくださいね!
まとめ
赤ちゃんのパスポート写真は自宅でも撮る事が出来ます。
もし、赤ちゃんが生まれてから何かの記念で写真館で半年以内に写真撮影をしたのがあれば、そのなかから背景が白で、赤ちゃんが一人で映っている写真を選んで、パスポートの規定のサイズに合わせて切るというのも良いかもしれませんね。
パスポートのサイズの規定はとっても細かくて、それを満たしていないと申請を受け付けてくれないので、そこだけは確認しながら準備してくださいね!