赤ちゃんが成長してくると、人見知りが始まりますよね。
まったく人見知りをしない子もごくまれにいますが、多くのお子さんが人見知りをして、ママじゃない人に抱っこされたら大泣きする事も。
そんな人見知りの中でも、ママが一番困っちゃう人見知りがパパへの人見知りだと思います。
いつもとっても育児に協力してくれて抱っこしたり、あやしてくれていたパパなのに・・・
ある時から急にパパがいくらあやしても、この世の終わりかというくらい嫌がるという場合もよくあります。
仕事で疲れて帰ってきて、「さあ楽しい子どものとの時間!」と思って、抱っこしたらギャン泣きされたときの悲しさといったらないですよね。
ここでは、赤ちゃんがパパへの人見知りをすることについて、人見知りをする理由と時期についてまとめていきますね。
赤ちゃんが人見知りをパパにするんだけど!?
いつも抱っこをあまりしてくれないパパや、赤ちゃんと触れ合う時間が極端に少なくて1日5分も赤ちゃんと一緒にいないパパの場合は、人見知りしても仕方ないかな・・・と思ったりもしますけど、
いつもは抱っこもしてくれるしパパの抱っこでご機嫌のときもあったのに、「急にどうしちゃったの!?」というくらい、とつぜんパパの抱っこが嫌になるときがありますよね。
パパに人見知りするようになるのは、赤ちゃんがママとパパが違う人なんだという事をわかってきたという、ちゃんと成長しているという証拠なんですね。
抱っこの角度がちょっと違うとか、腕の細さが違って身体に当たる感じが違うとか、あるいたり揺らしたときのリズムが微妙にちがうとか、パパとママの来ている洋服の素材が違って顔に当たるお洋服の感じが違うとか・・・
本当にいろいろな事を感じられるようになって、ママとパパが違う人なんだと感じられるようになったのですね。
うちの子の場合も、パパ見知りがありました。1歳半くらいになっても、気分によってパパはイヤで、ママじゃないとダメなときもあります。
特にお洋服の色で黒色を来ているパパの抱っこはかなり嫌がります。暗い色の大きな人間が近づいてくると怖いという気持ちがある様です。
でも反対に、いまはママはいや!パパじゃないと嫌なときもあるんですよね。
これは人見知りというよりはただの今の気分は「パパがいいか、ママがいいか」だけの違いなのかもしれません。
結構、近所の人や保育園での人見知りと、パパへの人見知りはちょっと違う理由が赤ちゃんの中にあるように思います。
パパへの人見知りだと思っているあなたのあかちゃんのぐずりも、パパが知らない人だからイヤなんではなく、たまたま「いまはパパじゃなくてママの抱っこがいいだけなんだよ」と、おもっているのかもしれません。
そんなパパの抱っこを嫌がるときは「そうね〜いまはパパの抱っこじゃないのよね〜またパパに抱っこしてほしいときにしてもらおうね〜」と、優しく話しかけながら抱っこをしてあげるといいですね。
そうしていくうちに、指差しが出来るようになると、パパの方を指差して「パパに抱っこしてほしい」という意思表示をするようになりますよ。
人見知りするのはいつからいつまで?
一体、人見知りっていつからはじまって、いつまで続くの?
そう思っているパパやママも多いと思います。
特に近所の方と挨拶するときや、エレベーターで一緒になった人に子どもに対して、「こんにちは」とか声をかけられて、顔を隠してしまったり、親戚の集まりで、いろんな人に抱っこしてもらおうとすると、ぎゃーっと大泣きしていやがったりすると、パパやママも「すみません・・・」という気持ちになりますよね。
そんな人見知りはだいたい生後6ヶ月ごろから始まって、だいたい2歳くらいにおさまってくると言われています。
大人の私たちでも人見知りをするように、2歳になっても人見知りが続く事があります。
これは、その子の性格で、慎重だったり自分に危害を与えない人かを確認しているしっかり者だったりするのかもしれません。
それでも、人見知りするのは困る場面もありますよね。
そんなときは、人見知りを直そうと思って無理やり、人に抱っこさせて慣れさせようとはせずに、相手の方とパパやママが楽しそうに会話をして時間を過ごすと、赤ちゃんもパパやママが楽しそうに話しているから「この人は大丈夫な人なのかも・・・」とおもってそのうち落ち着いてきて、抱っこしてもらっても泣かないようになる事もありますよ。
慣れるまでの時間を作ってあげるのと、パパとママがその人とどう関わっているのか、どんなあいさつをしているのかを子どもはどんなにちいさくてもちゃんと見ていますので、その子がどうやって初めての人と関わっていけば良いかの、お手本をパパやママが示してあげるようにするといいですね。
3ヶ月でも人見知りする?
赤ちゃんの人見知りはさきほど生後半年くらいから始まると書きましたが、もちろん個人差がありますし、3ヶ月くらいで少し人見知りのような反応を見せる子もいます。
でもこの場合は、人見知りで「他の人がイヤ」というよりは、「ママが好き、ママと一緒にいたい」いう方が大きいかもしれません。
もし、ママが疲れてしまって誰かに抱っこをお願いしたいけど誰に渡してもダメなときは、抱っこしてお外にちょっとお散歩いくと良いかもしれませんね。
お外の空気に触れたり、車などの音で気がまぎれて、15分くらいお散歩して帰ってきたら意外にママの抱っこじゃなくても大丈夫になったりもしますよ。
まとめ
いかがでしたか?
人見知りをする子どもの対応で困ってしまうママやパパも多いと思いますが、人見知りをしているという事は、ママのことを信頼できる人という想いが赤ちゃんに生まれていて、その子とママやパパとの信頼関係がきちんと作れてきているという証拠です。
「も〜こまるわ〜人見知りしないでよ!」と思うと、子どもはそれを察知してより泣いたりぐずったりします。
そんなときはママが相手の人に「こんにちは!」と明るく挨拶をしたり楽しそうに話して、人とどうやって関われば良いのかのお手本を見せてあげると、赤ちゃんが「そうか、そうやっていくんだ」とだんだんコミュニケーションが上手くなっていきますよ!