赤ちゃんの左利きはいつからわかる?矯正したほうがいい?逆に左利きにするには?

赤ちゃん 左利き

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赤ちゃんが生まれて7ヶ月くらいになると、おもちゃを片手でもったりする姿を見るようになりますよね。

そのなかで、自分の周りにある物を持ち上げるときは左手を使うことが多かったり、気づいたらいつも左手を使ってる。

もうちょっと大きくなって1歳くらいになったら左手でお菓子を掴んで食べたり、スプーンを左手で持つようになったりするのを見ると「もしかして、うちの子サウスポー!?」と思うパパやママも多いと思いのではないでしょうか?

左利きかもしれないと思うと気になるのが、直して右利きにした方がいいのかな・・という不安。

ここでは、赤ちゃんの左利きが決まる時期や矯正についてまとめていきたいとおもいます。

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赤ちゃんの左利きはいつからわかるの?

ではまず、赤ちゃんの左利きっていつからわかるものなんでしょうか?

そもそも左利きになる理由なんですが、実は、左利きになるかどうかは、いろいろな要素で決まっています。

はっきりと左利きが決まる理由というのが「これが原因であなたの赤ちゃんは左利きになります!」とわかりやすい訳じゃないそうなんですね。

もっとも一般的に言われているのが、生まれつき利き手が確定している子は1割もいないということ。

つまり、私たち大人も含めて全体の90%が右利きだと言われていますが、もともと右利きで生まれてくるのは10%もいないんだそうです。

つまり、多くの人はどちらの手も自由に使える両利きなんだけれど、その後に育つ環境、例えば赤ちゃんが育つ周りに居る人が右利きの人が多いとか、右利きで何かをするように指導されたなど、生まれた後の影響で左で出来たことも右手をより多く使って右利きになっていくことが多いそうなんですね。

だいたい3歳、4歳くらいに利き手が決まってくる事が多いようなので、「1歳くらいで左の方が使うことが多かった赤ちゃんでも、4歳になったら右利きになった」、というケースも結構多いです。

あまり早い段階で左利きと判断せず、ゆっくりと見守ってあげた方が良さそうですね。

赤ちゃんの左利きは矯正したほうがいい?

では、もし子どもが左利きになりそうだというとき、右利きに変える矯正はした方が良いのでしょうか?

それとも、その子の個性として左利きのままにしてあげた方がいいのでしょうか?

最近の最も多い意見としては、「左利きは矯正しない方がいい」という意見が多いようです。

それは、左利きを無理やり右ききに直させられるというのがとても子どもにとってかなりストレスになり、吃音やどもりという発声に障害がでて苦しんでいる方もおられるからなんですね。

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強制的に右手にかえさせられたことで、大好きな絵を描く事や遊ぶ事、食べる事などにやる気をなくし、将来の可能性をつぶしてしまう可能性もあるのです。

もちろん左利きは確かに不便な事も多いかもしれません。

文字を書いたり、はさみを使って何かを切ったりお箸を持って食べると右利きの人の肘にぶつかったりといろいろと不便があります。

しかし、よく言われるようにスポーツ界では左利きの方が重宝がられる事もありますし、芸術の世界では左利きの方の方がすばらしい成績を残されることもあります。

長い目で考えると、親が子どもが将来不便になるだろうからと先回りをしなくても、その子が大きくなって自分で不便だと思ったら自分の意思と努力で右利きにかえることが出来ます。

そのときは自分が「やるぞ!」と決めて右手に変えるので「無理矢理かえさせられた!」というストレスは生まれません。

もしかしたら、その子が左利きのまま大きくなる事で、左利きの不便さを劇的に解消するすぐれた発明や左利きの人の役に立つ仕事をするために左利きで生まれてきたのかもしれません。

パパやママが自分が左利きで苦労したから子どもは右利きにしたいという方もおられると思います。

「お子様を右利きに直せば文字はかきやすいけど、左利きのままなら発揮できた、本当のその子の能力を出せないかもしれない道」と「左利きでちょっと世の中不便なことが多いけど、その不便さを逆に利用して活躍できるように育ててあげる道」。

お子様にとって幸せな道を進ませてあげたいですね。

赤ちゃんを左利きにするにはどうしたらいい?

左利きを右利きにするのとは反対に、赤ちゃんを左利きにしてクリエイティブな能力や芸術面での才能を伸ばしてあげたいというパパやママもおられると思います。

すでに右利きに固まってしまっている場合に、左手に無理矢理かえさせるのは、左利きを右利きにかえるのと同じように子どもにとってかなりのストレスになります。

その他に、左利きなのは矯正しようとは思わないけど、出来れば両利きになるといいかも!と思うパパやママも多いと思います。

左利きだけじゃなく右手もちょっと使えるといいなとか、右利きだけど左手もちょっと使えると良いなと思って直したい場合は、

絵を描くときなどの遊びの1つとして「反対の手でやってみると、ちょっと難しくて面白いよ!ママ・パパもやってみよう〜!上手くできないけどそれが楽しいね〜」など楽しみながら遊んでみると良いかもしれませんね。

あくまでも「右手を使っちゃダメ!左手を使っちゃダメ!」ではなく、楽しく促す程度にして、子どもがいやがったら無理強いはしないようにしながら、子どもの能力を最大限に引き出してあげたいですね。

まとめ

今回は赤ちゃんの左利きについてまとめてきました。

1歳くらいまでは赤ちゃんが左手をよく使っていてもすぐに左利きであるとは決まらないという事でしたね。

もし、「無理強いはしたくないけどできれば右利きに・・・」と思っているパパやママは、お子様の前でパパやママが右利きで文字を書いたり、絵を描いたり、お箸を持ったりなど、右利きを見たりする環境を多く作ってあげると良いかもしれませんね。

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