子供の風邪がなんかいつもと違う・・・
ちょっと高い熱が長く続くし、咳がひどい!
インフルエンザかと思ったけど、お医者さんで検査したらRSウイルスだっていわれた。
でもRSウイルスってどんな症状が出て、どのくらいで治るのかな?
下痢もあるんだけど、これもRSウイルスのせい?
など子供がしんどそうな子供を見るとこちらまでつらくなるし、心配や気になることも沢山ありますよね。
今回は、RSウイルスの症状がどんな風に続いていくのか?下痢もあるのか?などについてまとめていきます。
RSウイルスの症状は子供ってどうなる?
RSウイルスは、一言でいうと「咳がひどくなる風邪」です。
症状としては
・鼻水
・鼻づまり
・咳(たんが絡んだような咳)
・熱(38度〜40度まで出ることがある)
などがあります。
どの症状から始まるかは人によって違いますが、鼻水と咳からスタートして熱が出る子や熱が最初から出る子もいます。
2歳くらいまでの子がRSウイルスにかかった場合、38度〜39度の熱が3日〜5日くらい上がったり下がったりします。
保育園のお友達がなったときは、熱が安定していつもどおりになるまでに10日くらいかかって、咳は2週間くらい、鼻水は1ヶ月くらい続いたというケースもありました。
RSウイルスの特徴として咳が強くでるのですが、ひどい場合では細気管支炎や肺炎になってしまう子もいます。
RSウイルスは1度かかってもまたなることがある病気なのですが、初めてかかる時は特に症状が重くなると言われています。
2歳になるまでに100%の子供がかかるともいわれているので3歳以上になるとそこまで重症にはなる可能性は低くなりますよ。
RSウイルスの症状で下痢ってある?
次に、RSウイルスになった時に下痢の症状もあるという
子さんもいるようですので、下痢についてもみていきましょう。
基本的にはRSウイルスが下痢の直接の原因になることはほとんどありません。
もし下痢の症状がある場合の原因としては、RSウイルスになった時に中耳炎にもなったりして抗生物質や抗生剤という菌を殺すお薬を処方される場合があります。
抗生物質は菌を殺す働きがあるので腸の中にいる、いい働きをしてくれている細菌も殺してしまって腸の中の環境が悪くなり下痢になることがあるんですね。
また、抗生物質を飲んでなくて下痢をしている場合は、ロタウイルスなどの下痢や嘔吐がひどくなる他の病気にも一緒にかかってしまっている可能性もあります。
お薬の副作用で下痢になっていたり、他の病気なっていたりどちらにしても下痢がひどい場合は脱水症状になると命にも関わるので病院でもう一度見てもらってくださいね。
RSウイルスの症状は赤ちゃんだと重症化しやすい?
最後に赤ちゃんがRSウイルスになると入院などになることがあります。
でも、あまり心配しすぎないようにしてくださいね。
初めてRSウイルスにかかった場合、70%のお子さんが鼻水や軽めの咳などの普通の風邪のような症状で治ることが多く、残りの30%のお子さんが咳が悪化して細気管支炎や肺炎になります。
約1〜3%のお子さんが重症化して入院治療となるそうです。
入院になるお子さんは生まれたときに低体重だったり、心臓や肺、神経や筋肉にもともと病気を持っている場合に入院するほどひどくなる可能性があるといわれています。
特に1歳未満のお子さんの場合は入院になる可能性も高いので「ゼーゼー」と胸から音がしたり、咳き込みが激しくなった場合はすぐに病院に行ってもう一度診察を受けてくださいね!
まとめ
今回はRSウイルスについてお子さんの症状や経過をまとめました。
看病しているママは、お子さんのRSウイルスが沢山体に入ってきて重症になることもあるので、できるだけマスクをしたり手洗いうがいをして看病をしてあげてくださいね!