テレビでよく特集される、ふるさと納税!
2015年度から控除される額2倍に増えてますますお得といわれると、パートの私でもできるのかな?
どのくらいお得になるなんだろう?
ふるさと納税をやってみたいけどよくわからないことが多いですよね。
ここでは、2015年度のあたらしい制度に基づいてパートの主婦の方がどのくらいお得になるのかをご紹介します。
ふるさと納税の仕組みを簡単に!
まず、そもそものふるさと納税ってなに?というお話から見ていきましょう。
ふるさと納税というのは、納税といいつつも正確には寄付になります。
自分が好きな自治体に寄付をして、そのお礼に特産品をもらえたり、自分の所得税や住民税が減額されるというシステムです。
その寄付した金額のうち2000円は返ってきませんが、それ以上の分から上限額までの間の金額て所得税や住民税の支払いを少なくしてもらえるんですね。
たとえば、1万円をある自治体に寄付したら、1万ー2000円=8000円の税金が免除されるというイメージです。
しかもその2000円も特産品などをもらうことができるので、実質2000円で特産品をお取り寄せしたような状態になるのでメリットしかない!と人気なんですね。
それでは、次にパートをしている主婦の方でもふるさと納税ができるのかを見ていきましょう。
ふるさと納税はパートでもできる?
ふるさと納税自体は寄付なので、収入が0円の人でも行うことができます。
もちろん特産品がもらえる自治体に寄付すれば、おいしい食品などももらうことができます。
でも、パートの主婦の方は税金の控除のメリットを受けられない場合があるので注意してください!
なぜかというと、所得税や住民税を支払っていない場合は減税されないからなんですね。
しかも、多くの自治体では1万円を寄付した場合に特産品がもらえることが多いので、せっかく得すると思ってふるさと納税をやっても全然得にならずただ寄付しただけになったり、ただ特産品を普通に購入したみたいになって、「こんなはずじゃなかった!」となってしまう人も・・・。
そうならないためにも、パートの方の所得税や住民税がかかる収入の金額を知っておくのは大切!
次にパートの方に税金がかかる金額の目安をご紹介します。
ふるさと納税はパート主婦はメリットなし?
パートやバイトをしている方が年103万円以上の収入があると所得税がかかり始めます。
年103万円、月で8万7000円より少ない収入の方は所得税を支払う必要がなく、所得税0円なのでふるさと納税をしても税金の減額のメリットが受けられません。
もう一つの税金の住民税は年98万円の収入がある方から払う必要があります。
なので年収が98万円以下の場合は住民税も0円なので、ふるさと納税での住民税の減額のメリットも受けられません。
つまり、目安としてあなたのパート収入が月8万円よりも少ない場合は、ふるさと納税をしてもメリットがとても少ないということになります。
せっかくのお得な制度でもパートの主婦向きの制度ではないようです・・・。
まとめ
今回は、パートの主婦の方のふるさと納税のメリットについてご紹介しました。
ふるさと納税がテレビでもよく見かけて、なんか良さそうと思うけれど、実は月8万円くらいまでの収入の主婦にはあまりメリットががない制度ということがわかりました。
旦那さんの名義でふるさと納税するとメリットが受けられる方も多いと思うので、そちらを検討してみてもいいですね!