夏の暑い時期の夏バテや、少し涼しくなってきてから起こる残暑疲れなど、季節の変わりめに起こりやすい体調不良。
食欲不振やだるさ、やる気が出ない、などの症状のほかに吐き気がしたり下痢をする、眠気がひどい人もいます。
別に怠けたいわけじゃないのに体がついていかない・・・そんな夏バテの症状の対策方法をご紹介します。
今回は、吐き気、下痢、眠気についての対処法をみていきたいと思います。
夏バテの症状の対策で吐き気にはどうしたらいい?
まず、夏バテで吐き気がする場合、実は水分不足で軽い熱中症にっている可能性が大いにあります!
熱中症は外や暑い場所にいるときに起こりやすいのは確かですが、家の中に居てるだけでも起こります。
なので、ポカリスエットや水などを1日2lくらいはかなり意識して飲む必要があります。
「でも喉は渇いていないし・・・」と水分を取らない人も多いのですが、喉が渇いているときには体の水分はかなり少なくなっているときなので、実は喉の渇きでは体内の水分はわからないことがほとんど。
喉は渇いていなくても時間を決めて定期的に飲むようにしてくださいね。
あまりに脱水が進んでいると口から飲むのではもう追いつかない場合もあるので、そのときは病院で点滴をしてもらってください。
もし脱水で吐き気が起きているなら、点滴をするだけでもかなりラクになりますよ。
下痢にはどう対処すればいい?
次に下痢が起きている人の場合は、先ほどの吐き気の場合と同じように、脱水になる可能性がさらに高まるので、水分を2lくらい意識して飲む必要があります。
下痢の場合は冷たい飲み物を飲むとさらにお腹が痛くなるので、常温のお水やポカリなどを飲むようにすると、お腹の痛みも少なくて済みやすくなります。
特に夏バテからくる下痢の場合は、冷たいものや油っぽいものなどが多くなると下痢がひどくなりやすいので、お腹を温める暖かいお白湯や、おかゆなどを1週間くらい続けていくと少しづつ胃腸の調子が整ってきます。
それでも整わない場合や便に粘液や血が混じる場合は、夏バテではなく別の病気の場合もあるので病院にいって診察を受けてくださいね。
眠気にはお風呂がおすすめ!
最後に夏バテで眠気がでて困っている場合にどうすればいいかをみていきましょう。
眠気が出るのは、夜が寝苦しくてぐっすり寝れていなかったり、昼間もなんか気持ちが乗らなくて家にずっといることで運動不足て体か疲れていなくて寝れていない場合などがあります。
いきなり外に出て運動するのは大変なので、まずはお風呂をシャワーだけで済まさずに、湯船に37度から39度のぬるめのお湯を入れてゆっくり入ってみてください。
体温が少し下がる時に眠くなるので、寝る30分から1時間前にお風呂に入ると眠りやすくなりますよ。
まとめ
今回は、夏バテの症状とそれぞれに合わせた対処方法をご紹介しました。
夏が終わっても、夏の疲れはまだ体に残っていたり、秋に向けての体が整っていなくて体調不良になりやすい時期ですよね。
特別なことはしなくても、水分をしっかりとってお風呂に入って体を温めるだけでもかなりかわってくるので、ぜひ試してみてください。