目やにや目の充血、まぶたの腫れ、ひどくなると目やにで目が開けられなくなったり、耳の前のリンパが腫れたりと辛い症状がでる流行性角結膜炎。
2015年9月にも鳥取の保育園で集団発生したため、県が注意喚起を行ったことがニュースになりました。
なぜそんなに注意が必要なのかというと、この流行性角結膜炎がとても強い感染力を持っているからなんですね。
子供だけでなく、大人にも普通に移って、治るにも時間がかかるこの病気。
大人がなった場合、会社への出勤をどうすればいいのか?と悩む方も多いと思います。
ここでは、大人の方が流行性角結膜炎になった時の出勤停止についてご紹介します。
流行性角結膜炎って出勤停止なの?
流行性角結膜炎は、ウイルスによってなる病気でこのウイルスがとても強い感染力を持っているので、学校に通っているお子さんは、学校は出席停止になります。
流行性角結膜炎の学校の出席停止期間は、インフルエンザのように「熱が下がってから何日」という決まりではなく、お医者さんが言ってもいいですよというまで行ってはいけないということになっています。
なので、治るまで眼科に通って、「もう学校にいってもいいでしょう」といわれるまではお休みしなくてはいけないんですね。
では、大人の場合はどうなのかというと、会社への出勤は必ず休まなくてはいけないという決まりはありません。
ただ、先ほどもお伝えしたように感染力が非常に強く、しかも症状もひどくなったり後遺症が残る方もいるので、感染する可能性が低くなるまでは控えるようにお医者さんにいわれることが多いようです。
流行性角結膜炎の出勤停止期間はどのくらい?
では、実際何日くらい会社を休んだ方が多いのかなと思いますよね。
お医者さんによっては、目を手で触らないように気をつけて、こまめに手を洗って、自分が触ったものはアルコール除菌のシートでしっかり拭くようにすれば、次の日から出勤してもいいという場合もあるようです。
ただ、目が腫れてしまって目が開かなかったり、症状があまりにもひどい場合は、目やにや充血が治るまで休んでくださいと言われることも。
その場合、だいたい5日くらいから1週間くらいは会社をお休みされる方も多いようです。
そんなに会社休めないよ!と思われると思いますが、風邪やインフルエンザと同じように周りにうつる病気なので、会社の上司から、お医者さんに「もう大丈夫」と言われるまでこなくていいと言われることも多いようです。
目安ではありますが、だいたい発症して1週間くらいはウイルスの感染力がまだ強いことが多いので、その期間はできるだけ家で休む方が自分のためでもあり、周りの人のためにもなりますね。
流行性角結膜炎の出勤許可はどうやって貰えばいい?
では、そろそろ会社に復帰してもいいかな?と思った時に、自分の判断ではちょっと不安だし、出勤してもいいという許可などをもらえないのかな?と思われると思います。
その場合は、流行性角結膜炎と診断されて通院している病院で、出勤したいので出勤許可の診断書などを書いていただけませんか?と伝えると、診断書を書いていただくことができます。
多くの病院で診断書は有料で、各病院ごとに料金が異なりますが、私が通っている病院では1通2千円くらいでした。
診断書があれば会社の上司にそれを見せれば、安心して復帰も出来ますし、自分でもう大丈夫かな?という判断が難しい場合は、お医者さんに診断書を書いてもらうといいですね!
まとめ
今回は、流行性角結膜炎について出勤停止の期間や診断書のもらい方についてご紹介しました。
治るまでに2〜3週間もかかる病気で、後遺症として黒目に傷が残ったりすることもあるので、できるだけ悪化させないように、免疫力アップの食べ物や、ストレス解消をして乗り切りたいですね!