「ああ、また顔にシミができちゃった…」
顔にできるとすごく気になるのが「シミ」ですよね。
でも、これって本当にシミなのかな?と思う事ありませんか?
「実はこれって雑誌でよく見る、肝斑ってやつなのかな?」
「そばかすとは違うのかな?」
「そもそも、ほくろとはどう違うんだろう?」と、
自分の肌に出来た茶色い斑点が一体なんなのかわからなくないこともありますよね。
自分の肌にできてるのはどれか気になるし、それが何なのかがわかれば、どんな対策をできるのか調べられますよね!
ここでは、しみ、そばかす、肝斑、ほくろの違いについて整理してみたいと思います。
しみとそばかすの違いって?
では、まずはシミとそばかすの違いから見ていきましょう。
シミは生まれた後にできるもので、紫外線などが原因でできたメラニン色素が溜まったもの。
それに対して、そばかすは遺伝性のもので、鼻のまわりや頬に出やすい茶色の斑点です。
なので、シミとそばかすの大きい違いは、生まれた後にできるものか、遺伝的なものかという点になります。
そばかすは幼いときに現れやすく、年齢とともに薄くなる事もあります。
どちらも同じ茶色っぽいメラニンがたまって出来るもので紫外線によって悪化したやすいので、対策としては、紫外線対策をしっかりすることが大切です。
シミとそばかすと肝斑の違いは?
では、次に肝斑はどうちがうのでしょうか?
肝斑はシミの1種で30〜40代の女性に出来る事がおおく、頬、額、上唇に左右対象にできる茶色の斑点です。
原因はよくわかっていないのですが、女性ホルモンと関係しているようで、妊娠やピル(経口避妊薬)を飲む事で発症したり、出産後や閉経後に症状が軽くなったりする事もあります。
シミの1つではあるのですが、普通のシミとはちょっと違う部分があり、通常のシミ治療とは異なる治療が必要で、治療が難しく、根気よくつきあっていく必要があります。
多くのシミのために行われる治療を肝斑に行うと、逆に肝斑を濃くする可能性もあるようなので、肝斑に詳しい皮膚科にいくほうが良いようですね。
ほくろとしみとそばかすの違いって?
では、最後にほくろとの違いについてみてみましょう。
実は、しみとそばかすと肝斑は大きく分けると同じグループに分類されます。
このグループは、茶色の斑点の原因であるメラニンが肌の代謝や遺伝やホルモンの影響など、そのほかの理由で上手く排除できずに、肌にのこってしまうグループです。
もうひとつのほくろのグループは別のグループになり、メラニンが生み出される場であるメラノサイトという部分が密集していることによって肌が茶色になるのです。
つまり、
シミのグループの方は、メラニンをつくるメラノサイトの密度は他の肌の部分とメラノサイトの密度とを変わりないけど、いっぱい作りすぎたメラニンを肌から排出が間に合わなくて、斑点ができてまう。
一方、ほくろはメラニンをつくるメラノサイトの密度が他の肌の部分より、ぎゅっと集まっているので、他のところに比べると茶色っぽくみえる斑点になるということのようですね。
まとめ
目立つところにできるととても気になる茶色の斑点。
自分の肌にできた斑点は、シミなのか、そばかすなのか?それとも肝斑なのか?実はほくろなのかな?
自分で判断して、「きっと普通のシミだからこの治療法ためしてみよう!」とやってみると、逆効果になってしまうこともあるので、気になるときは、お医者さんに相談して治療してくださいね。