近所の子供たちが乗っているのを見て「欲しい!」と子供が言い出した。
幼稚園や保育園で乗った経験から欲しがるようになった。
子供が欲しいという前に、祖父母が「誕生日に買ってあげたい」と言ったなど、自転車を買うきっかけは様々ですよね。
最初に買う子供の自転車のサイズは?
16インチと言われたけれど何歳から乗れるの?
そんな疑問のヒントになる情報をまとめてみました。
目次
16インチの自転車は何歳から乗れる?
2歳では、腕の長さ、足の筋肉、バランス感覚などに不安があって自転車は早い、と思う親御さんも多いと思います。三輪車がちょうどいい、と思う方もいますよね。
ですが、3歳を過ぎて幼稚園や保育園に通うようになると、屋外で体を動かすダイナミックな遊びに興味を示すようになりますし、チャレンジ精神も強くなってきます。
転んでもくじけない強さも育ってきますし、お友達との間で競争心も芽生えてきます。
そんな多感な3歳という時期に「興味の範囲を広げる」「乗れるように頑張る!」「努力する」といった前向きな気持ちを大切にしてあげるのに自転車は良いアイテムと言えます。
大手メーカー「ブリヂストン」の子供向け自転車紹介HPでは、16インチの自転車には3歳くらいから乗れるとありますし、3歳は自転車にチャレンジするいい年齢かもしれません。
16インチの自転車にあう身長は?
3歳と言っても子供によって身長がまちまちです。実際にどのくらいの身長があれば乗れるのでしょうか。
メーカーや自転車によって多少異なるようですが、16インチの場合、98~119cmくらいというのが目安のようです。
適応サイズに幅があるのは「自転車に座った時、足が地面に着くかどうか」がポイントになるからだそうです。
自転車はサドルの高さが変えられます。サドルに座って足が地面に着けば乗ることができ、成長に合わせてサドルの高さを変えればいいわけです。自分で高さを調節すればおおよそ2~3年間は乗ることができる、というわけですね。
数字だけ見ても不安だ、という場合は店頭で何台か乗ってみるといいですね。
店員さんにお願いすればサドルの高さは変えてもらえますし、試乗も可能です。足が着くかどうかがポイントになるので、試し乗りは必須と言えるかもしれません。
16インチの自転車で子供におすすめは?
子供用自転車はデザインも形も様々で、2~3年間乗ることや、兄弟姉妹で乗ることを考えると、なかなか1台に決めるのが難しいものです。
そんな時、目安・ポイントにすると良い点を、実際の自転車を例にして挙げてみました。参考にしてください。
いきなり自転車
適応身長:83~115cm
これはサイズが小さめですが、サドルの後ろに「押し棒」が付いているタイプで、補助輪なしで練習したい(でも親がちゃんとサポートしたい)という方や、慎重派のお子さん向けです。折り畳み式なのでマンションにお住いの方でも安心ですね。
HACCHI(ハッチ)16型
大手メーカー:ブリヂストンの子供用自転車です。
なんといっても補助輪を外さなくても補助輪無しの練習ができる、という優れもの。
わが家はこの機能無しの自転車を買ったので、公園に工具を持参し、付けたり、外したりしながら練習しないといけなくて苦労しました。また、ブレーキも子供でも強く握り込める設計なのがオススメです。
STRIDER
根強い人気のストライダーは、自転車というより、補助輪なしの自転車に乗るための練習用といったところでしょうか。
最近は保育園や幼稚園にもあり、子供たちが取り合うようにして乗っていると聞きます。私の娘もこれが大好きで、何度もお友達とケンカをしました。
バランス感覚を養うのに適しており、簡単にスピードが出せ、楽しいので転んでも怖がらずに練習ができます。これのお蔭で補助輪なしの自転車に直ぐに乗れた、という子も居ます。
しかし「これはブレーキがない」という点に注意が必要です。足で止める癖がついてしまうと、自転車に乗った時も手でブレーキを握る練習が必要になります。
また、靴のすり減りが非常に早く、スニーカーに大きな穴が空いてしまいます。
わが家は何足靴を買ったことか……。練習にはいいのですが、ブレーキだけは残念に感じました。
3タイプ例を挙げましたが、他にも気を付けたいのが【BAAマーク】です。これは日本の自転車安全基準をクリアしている自転車に付けられるマークです。
大切な子供が乗る自転車ですから、安心・安全なものを選びたいですよね。もちろん、このマークがなくても、製造会社が独自に定める安全基準をクリアしている自転車もありますから「マークがない=危険」というわけではありません。
迷って決められない時はいくつか候補を挙げて、子どもに選んでもらうのも手です。わが家は姉妹そろって「キティちゃん」です。乗るのは子供ですから、子供の意見も尊重してあげてくださいね。
まとめ
自転車は「乗り始めの年齢」「乗る期間」「安全性」「親のサポート」「練習し易さ」などをポイントに、親子の意見を合わせて選ぶようにしましょう。
また、ヘルメットやサポートグッズなども購入し、子どもの「乗れるようになりたい」という思いを大切にしながら、人生初の自転車が素敵な思い出になるようにしましょうね。