赤ちゃんの指しゃぶりって、小さなおててを一生懸命口に入れる様子が、とっても可愛いですよね。
そんな指しゃぶり、一般的に生後2〜3ヶ月の間に始まると言われています。
新生児の頃は、自分に手がある、ということがまだわかっていませんから、指しゃぶりができるようになった、というのは、手の存在を認識した証なんです。
ですから、大変喜ばしい事ではあるのですが、成長していつまでも続けていると、親心には心配ですよね。
そこで今回は、指しゃぶりの時期などについてまとめてみました。
指しゃぶりはいつまで大丈夫?
私の息子は、現在6ヶ月で、絶賛指しゃぶり中です。
触っていて一番夢中になるのは、手触りが複雑なおもちゃですが、手持ち無沙汰の時は無心で指をしゃぶっています(笑)
可愛いなあ、なんて今は穏やかな気持ちで見守っていますが、調べてみたところ、発達を促す「おもちゃのひとつ」として、おててが大切な役割を担うのは、1歳までだそうです。
それから2歳くらいまでは、単に退屈しのぎ、睡眠導入剤、のような感じになっていき、3歳を過ぎてもしていたらちょっと心配…、となっていくようです。
確かに、指しゃぶりをいつまでもしていたら、確かにちょっと恥ずかしい気はするけれど…、具体的にダメな理由は何なんだろうか?と考えてみると、子供時代の私の姉のことを思い出しました。
寝る時の指しゃぶりはいつまでする子が多い?
私の姉は、赤ちゃん時代から指しゃぶりが大好きな子だったそうです。
それも、中指と人差し指を同時に吸うのが特にお気に入りだったようで、あいまいな記憶ではありますが、小学生になっても、ふとした瞬間や寝ているときに、中指と人差し指を吸っていた姉の姿をなんとなく覚えています。
少し調べてみましたが、小学生になったら、寝るときに指しゃぶりをする子はあまりいないようですね。
姉は、その頃から口呼吸してしまうくせがあり、そのせいで扁桃腺が腫れ、小学校高学年の時に扁桃腺切除の手術を受けました。
その時に、母から「お姉ちゃん大変だったんだから、あんたも鼻で息するように気を付けるんだよ。」と言われたことを覚えていますが、ひょっとしたら寝ている間の指しゃぶりのせいで、口呼吸のくせがついてしまったのかもしれませんね。
中学生でも大丈夫?
指しゃぶりは、1〜2歳ごろまでで自然に収まるケースが多いようです。
中学生になってもしてしまう、というのは、子供が、そうやって童心になって気持ちを落ち着かせようとしなければならない状況にあるということを、まずは心配してあげることが必要です。
思えば姉は、私が生まれて、「お姉ちゃんだから」と、しっかりすることが当然として育てられていました。
私にとっては、小さいころから大好きな頼れるおねえちゃんでしたが、姉は、頼るべきところに頼ることが素直にできず、そういう寂しさが指しゃぶりに繋がっていたように思います。
愛する子には、絶対に「指しゃぶりなんて恥ずかしい。」なんてことだけは言わないようにしたいものですね。
まとめ
指しゃぶりは、一般的には、生後2〜3ヶ月で始まり、寝ているときのも含め、2歳くらいまででおさまると言われています。
続くようなら、指しゃぶりはいけないことだとは言わず、さりげなく止める方向に導いてあげましょう。