妊娠をきっかけに食事に気を付ける方は多いですが、同じ食事量でも妊娠後期になると体重増加が気になり始めますよね。
実は妊娠後期になるとお腹が大きくなり動きにくくなるため、運動量が減ってしまいます。そのため、今までと変わらない食事をしていても体重が増えやすくなるのです。
食べることは良いことですが、急な体重増加は妊娠中毒症を引き起こす原因にもなり、難産にもつながることがあります。
ここでは妊娠後期に気を付けたい食事についてお話していきます。
妊娠後期の食事のメニューでおすすめは?
炭水化物を控え、野菜中心のメニューがお勧めです。また、カロリーにも気を付けていきたいですね。
揚げ物などは高カロリーになりがちですが、揚げ物でもオーブンで調理することによってカロリーをだいぶ抑えることができるので、オーブン調理を利用されるのもいいでしょう。
また、お肉系は一度湯通ししてから調理すると、脂分が抑えられます。
他には、野菜系はスープなどにすると沢山取り入れやすいですし、体も温まりますよ!
もう一つ気になるものと言えば、スイーツですね。
カロリーを気にするあまり全くスイーツを食べないのは辛すぎます。
スイーツは市販のものだとどうしてもカロリーが高くなってしまいますが、手作りにするとカロリーも抑えられるのでお勧めです。
使う砂糖をメープルシロップやはちみつなどの天然甘味料に変えると、よりいいですよ!
食事量はどのくらい?
昔はお腹の赤ちゃんの分も食べないさい!という教えから、沢山食べることを勧められましたが、それは昔の話であって、最近では食べ過ぎによる妊娠中毒症などが問題になってきています。
大事なのは、量をとることよりも栄養をバランスよくとることなんですね!
冒頭でもお話しましたが、妊娠後期は今までと変わらない食事量でも体重が増加しやすいです。食事量やカロリーには気を付けたいですね。
また、食事をする時間帯も気を付けるといいでしょう!夜遅くからの食事は妊婦であってもそうでなくても太りやすくなりやすいものです。
食事は遅くても19時までの済まし、19時以降は食べないようにするなど、気を付けるだけでも効果がありますよ!
献立ってどうやって考える?
栄養バランスをきちんと取らないといけないことは分かっていても、食べる量には限度があるし、1日の食事で多くの栄養素をとるのは難しかったりします。
私の場合は、1週間分まとめて献立を考え、1週間を一区切りとして栄養バランスを考えました。最近では低カロリーのレシピがインターネット上に沢山あるので、そういうのも活用して献立に取り入れましたよ!
メイン料理は今日が魚なら明日は肉、時には野菜炒めをメインにしたりなど、日ごとにメイン料理の調整と、メイン料理で足りない栄養素は副菜で補ってあげたりしました。
1週間ごとに献立を作ると、全体のメニューが見え、把握しやすくなるので、栄養の偏りを防ぐことができます。
もし1週間の献立作成が面倒な場合は、3日間ずつで区切ってもいいでしょう!
まとめ
食事管理ばかりに気を取られると、かえってこれがストレスになってしまいますし、過度に量を調整すると逆に栄養が足りなくなることもあります。
妊娠特有の問題を抱えていなければ無理に量を調整する必要はありません。
体重増加は個人の体質にもよりますから、体重の増加具合を見ながら調整することをお勧めします。