寝返りが打てるようになったら、腰がすわった証拠。
次のステップは、お座りにハイハイ!と思いがちですが、「ずりばい」も大切な成長過程のひとつです。
「うちの子、寝返りは打てるけれど、うつ伏せ自体好きじゃないのか、すぐに泣いてしまう…。」
「うつ伏せにしても、いつまでたってもずりばいしてくれない…。もうハイハイだってして良い頃なのに。」
など、成長の早さは人それぞれとわかっていても、お母さんは悩んでしまうものですよね。
そこで今回は、ずりばいさせる方法や、その必要性についてまとめてみました。
ずりばいの練習方法や仕方は私はこうやりました!
うちの息子は、現在6ヶ月ですが、5ヶ月を過ぎたあたりから、ずりばいができるようになりました。
それがなんと、異例中の異例だと思うのですが、寝返りを打つ前にずりばいをしたのです!
たまに行く子育て支援センターでも、そのことを話したら、ママ友の皆さんにびっくりされました。
どの育児書や育児雑誌を読んでも、ずりばいができるのは、寝返りが打てるようになってからというのが大前提のように書かれていませんか?
だから私は、もちろんずりばいの練習など一度もしていません。
ある日、温泉に出かけていて、休憩室の畳の上にうつ伏せにして寝かせていたら、私のズボンのポケットからはみ出ていたポケットティッシュの方を目指してずりばいしたのが最初でした(笑)
ポケットティッシュを手に入れた息子は、満足そうにくしゃくしゃして遊んでいましたね。
練習を床でするコツ
そうして初めてずりばいをして見せてくれてからまもなく、寝返りもするようになった息子。
なぜ、寝返りよりもずりばいを先にしたのかな?と考えてみたところ、2つの推察が浮かびました。
1つ目は、単純に、寝返りを打つ能力はあったけれど、今まで寝返りする気が起こらなかった、ということ。
2つ目は、初めてずりばいした日の状況が、普段家で過ごすときよりも、ずりばいするのに適した条件がよほど重なっていたのでは、ということです。
温泉の休憩所は畳でしたので、フローリングやカーペットよりも適度な摩擦があってよかったのではないか?
また、お風呂上がりでテンションが上がっていて、いつものおもちゃじゃないものに好奇心が沸いた?
というのが母としての見解です。
たまには畳の上で、テンションを上げて、いつものじゃないおもちゃを目の前においてみてあげてください。
ひょっとしたら、寝返りもまだの赤ちゃんでも、ずりばいして見せてくれるかもしれません!
練習すると泣く時はどうする?
そろそろずりばいしていい頃だ、と思って、うつ伏せにしておもちゃをちらつかせて呼んであげると、赤ちゃんは一生懸命に手を伸ばしますよね。
でも、腕と足をこうしたら近づけるんだ!ということを思いつくのが、赤ちゃんにとっては大仕事なんです。
どうしたらいいんだ、どうしたらいいんだぁー!となって、ふがいなくて泣きたくなる気持ちは、大人だって日々経験します。
泣くのは悔しい気持ちが芽生えた表れですから、その気持ちをうれしく思い、よくやったとほめることが、とっても大切なことです。
ちなみに、うちの子のような、寝返りよりずりばいが先、というのは稀ですが、ずりばいしなかったけどハイハイした赤ちゃんは結構いるようです。
そのように、成長には個人差がありますから、無理強いしなくても良いですよ。
それでもなんとかさせたい、というお母さんは、気長にこつこつ、練習を続けていきましょう。
まとめ
赤ちゃんのテンションが上がっているときに、いつものではない変わったおもちゃをちらつかせてあげると、一生懸命近づこうとしますよ。
ずりばいはできなくても、悔しくて泣くことが大切な成長の一歩です!