双子の出産のリスクは、一卵性と二卵性で違うの?

双子 出産

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双子の妊娠が分かった時の喜びは計り知れないものです。しかしその反面、分からないことが沢山で戸惑いもありますよね。

また、医師からは双子を妊娠することのリスクを長々と聞かされるので、不安な気持ちも大きくなります。

私は現在3歳児双子のママです。人は未知なことには不安があるものですが、特徴を少しでも知ることで不思議と不安は和らぐものです。

双子とはどういうものなのかということを知り、少しでも不安を和らげましょう!

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双子の出産のリスク一卵性のときは?

一卵性の双子には3タイプあります。

・一絨毛膜二羊膜
胎盤が一つ、羊膜が二つのタイプです。
赤ちゃんは別々の羊膜に入っていますが、一つの胎盤を二人で共有しているため、胎盤から流れてくる血液のバランスがかたよる可能性があり、双胎間輸血症候群のリスクがあります。

一卵性双子のほとんどがこのタイプと言われています。

・一絨毛膜一羊膜
胎盤が一つ、羊膜も一つのタイプです。

胎盤が一つのため、一絨毛膜二羊膜と同じく、双胎間輸血症候群のリスクがあります。

また、赤ちゃんが一つの羊膜内に入っているため、へその緒が絡まるリスクもあり、入念な管理が必要になります。

・二絨毛膜二羊膜(融合胎盤)

胎盤が二つ、羊膜も二つのタイプです。

ほとんど二卵性に見られるタイプですが、一卵性でも受精後48時間以内に分裂した場合に起こると言われています。一卵性では稀なタイプです。

二卵性のときは?

二卵性の場合は、胎盤が二つ、羊膜も二つの二絨毛膜二羊膜タイプになります。

赤ちゃんが別々の羊膜内に入っており、胎盤も二つあるので、酸素、栄養、血液をそれぞれもらうことができ、双子の中では比較的リスクが低いタイプです。

とはいえ、ママのお腹の中はもともと一人用のお部屋ですから、ママの体にかかる負担は一卵性も二卵性も同じです。

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リスクが低いとなると無理をしてしまいがちですが、切迫早産、妊娠高血圧症候群、貧血などのリスクは一卵性も二卵性も変わらないのです。

双子の妊娠は通常妊娠とは違うことを踏まえ、なるべく体に負担をかけないような生活を心がけましょう。

双子の出産のリスクは帝王切開でもある?

双子の出産は帝王切開になることがほとんどですが、ママの状態や赤ちゃんの状態によっては自然分娩も可能になります。

しかし、双子の自然分娩はそれなりにリスクが高い為、リスクを最小限にするために帝王切開を余儀なくされる場合がほとんどです。産院によっては帝王切開しか選べないところもあります。

私の場合も出産方法は選べず、双子と分かった時点で帝王切開での出産と決まりました。しかし、帝王切開だからといってリスクが全くないわけではありません。

麻酔による危険は単胎児よりは大きくなりますし、弛緩出血のリスクもあります。

まとめ

リスクのことを考えると不安も大きくなりますよね。しかし双子は「双子がほしい!」と望んで妊娠できることではないんです!双子ちゃん達との出会いは奇跡なんですよ!

どうしても不安が大きく気持ちが塞ぎがちになる場合は、双子サークルなどもあるので、参加してみるのもオススメです。

また外出が無理でも、インターネットで双子ママのコミュニティーもあるので、利用されるといいでしょう!

少しでも不安を解消して、お腹の中の双子ちゃん達と一緒に妊婦生活を楽しんでくださいね!

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