二人目を妊娠したい人が失敗しないために! つわりと仕事についてのポイントとは

二人目 妊娠

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妊娠は病気ではない、と言われますが、体が全く別のもののようになり、自由もきかず、自力ではどうしようもない状態が長く続きます。

できることなら自宅でゆっくり休みたい。そう思っても働くママや上の子がいる場合は自分の自由にはなりませんよね。

働くママにとっては、二人目を考えた時、まず「つわり」と「仕事」をどう乗り越えていくのかが大きなポイントになります。これについて考えてみました。

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二人目を妊娠したい!と思ったときに考えておくべきこととは?

働くママが二人目を考えた時に考えておくべきことは、次の5つではないでしょうか。

・保育園のこと
・仕事の引き継ぎ
・妊婦特有のトラブルによる突然の休み
・感染症対策
・上の子の世話

●保育園のこと
認可保育園に子供を通わせていると「就労状況などに変更が生じた場合は届け出ること」になっています。

「就労」を理由に保育園に子供を預けていた場合、「産休・出産・育休」によって「保育に欠ける理由」というものが変わってきます。

テレビで話題になったこともありますが「母親が育休中に上の子を保育園に預けられるか」ということを考えておきましょう。

「保育園は保育に欠ける理由がある場合に子供を預けられる児童福祉施設」です。「子供を育てるために仕事を休む『育児休暇』」を取り、「会社に籍を置いたまま『給付金』をもらいつつ自宅で赤ちゃんを育てている状態」が「保育に欠ける状態」と認定されるか、それは自治体の判断によります。

育休中に上の子を保育園に預け続けられるか。そして復帰の時に再び、どこかに預けられるか。さらに下の子の保育園が確保できるか。兄弟・姉妹それぞれを送迎できるか。

こうした保育園事情をしっかり考える必要があります。

●仕事の引き継ぎ
妊娠すると、出産予定日がわかります。遅くてもそこまでには仕事を引き継がなければなりません。ほとんどの場合が、出産予定日より早く引き継ぐ必要があります。

まず、自分が担当している仕事をまとめ、どれを誰に引き継ぐのか考え、引継書を作成し、仕事が滞らないような状態を整える必要があります。

後で・・・・・・後で、と先延ばしにしていると、思わぬトラブルで休まなければならず、十分な内容の引継書を作れないまま産休を迎えてしまった、というようなことにならないよう気をつけましょう。


●妊婦特有のトラブル

妊娠中は「つわり」「妊婦健診」「切迫早産」「管理入院」など、なにが起こるかわかりません。

こうしたトラブルで長期間休まなければならないこともあります。周囲の手を借りることが増えるのは確実です。

いつ、上司や周囲に話をするか。どんな風にフォローしてもらえるか、考えておきましょう。

●感染症対策
妊婦になると感染症対策が非常に重要になります。

「職場で病気をもらう」という感染リスクは一人目の時と同じですが「上の子が保育園で病気をもらってくる」というリスクが増えています。

私も二人目を妊娠中、上の子が「急性胃腸炎」「マイコプラズマ」「RSウイルス」に感染しました。看護しなければならないけれど、自分が感染してはいけない、という緊張が常にありました。

保育園で流行しやすい病気の中には「風疹」「麻疹」「水疱瘡」など母子感染の危険があるものもあります。

妊婦の時にこうした病気に感染するとお腹の赤ちゃんにも感染のリスクがありますので非常に注意が必要です。

●上の子の世話
二人目妊娠の時に大きな問題が「上の子の世話」です。

上の子の年齢によって問題の大小が異なりますが、つわり中の食事の準備、切迫早産や管理入院、また出産入院の時の世話、母乳・抱っこ・おんぶ・外遊び・保育園行事など、上の子に関係する対応をどうするか、これも考えておかなければなりません。

二人目の妊娠でつわりのときはどうしてた?

つわりの症状は人それぞれですが、仕事に支障をきたすのは次のようなものです。

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・におい
・食べづわり
・頭痛や吐き気
・眠気
・倦怠感や無力感

男性上司の整髪料、営業担当者の汗の臭い、制汗剤などの臭い、同僚の食事など、妊娠前ならそれほど気にならなかったことでも、つわり中は敏感になります。

同じ空間にいるのが辛くなっても、退席することは難しいですよね。そして「食べづわり」の時は、なにかを食べていないと耐えられないけれど、デスクで食べ続けるのは気が引ける、ということもあります。

さらに倦怠感や24時間襲ってくる眠気など、とにかく、つわりの時期はトラブルが多くあります。

私は「マスク」「大丈夫な匂いをつけたタオル」「ミント系タブレット」「小さなおやつ」「炭酸水」「レモン水」などを常備していました。

私の場合は、つわりは約3か月間続きました。つらいですが、必ず終わりは来ます。初めてのつわりだと「いつまで続くの!」ですが、二人目の妊娠の場合は「あと●週間乗り切れば終わる!」と自分に言い聞かせられます。この「自己暗示」も乗り越える力になると思います。

どうしても耐えられないときはトイレに言ったり、外回りの仕事の補助に出たりしていました。

一番苦労したのは「同僚が買ってくるマックの匂い」です。若手職員が多く、事務所の一番近くにあった昼食を買える店がマックでしたから、昼食マック率が高かったです。

匂いに耐えられず、ハンバーガー、フライドポテト、マックシェイクを昼食に食べ、翌日の妊婦健診の尿検査で尿タンパクを注意されたことがありました。健診前のファーストフードは危険です。

つわりは、なにか自分用のアイテムと避難方法を見つけて、それに頼りながら乗り越えましょう。

二人目の妊娠したら仕事はどう調整した?

二人目妊娠後は次のようなことがポイントになると思います。

・上司にまず報告
・上司に言った後に周囲に早めにカミングアウト
・職場の制度を確認
・仕事引継準備を早めにする

妊娠報告のタイミングは難しいかもしれませんが、二人目の場合は早めに上司に報告することをおすすめします。

上の子のことでママはどうしても頑張りすぎます。二人目がお腹にいても、目の前にいる子供を優先しがちで、妊婦特有のトラブルが深刻化する可能性もあります。

そうなると職場に迷惑を掛けてしまう、とわかりますよね。早めに上司に報告してから、一緒にプロジェクトを担当する同僚などに話しましょう。

二度目の妊娠なら、出産までのことがあるていどは見通せます。どの時期にどんな風なことがあるか。上の子の保育園行事なども頭に入れて、新しい仕事の進め方や、引き継ぎなども考慮しつつ仕事を進めるようにしましょう。

私は二人目が帝王切開出産と決まっていて、手術日も37~38週頃と早い段階で決まっていました。しかし上の子の保育園行事があって体に負担がかかったのか、手術予定日の前に帝王切開で手術になりました。

もし行事が産前休暇に入る前にあったら、きっと、予定より早く休むことになっていたと思います。上の子のことで頑張りすぎるのは怖いですね。

・仕事は締め切りより早めに仕上げられるようにする
・仕事の進捗状況を詳しくノートに残し、急に休んでも誰かが見ればわかるようにする
・引継書(マニュアル)を早くから作っておく

このようにしながら仕事を調節し、少しでもスムーズに仕事が進むよう調整していきましょう。

厚生労働省が妊娠・出産サポートに関するHPを作っていますので、そこを参考にしながら、自分が利用できる制度が会社にないか、庶務課や総務課に聞いてみるのもいいですね。

まとめ

お腹の中で命をはぐくみながら、生まれている命を育て、さらに仕事をして家事もこなす。そんな何足ものわらじを履くママは頑張りすぎる傾向にあります。

頑張らなければ周囲に迷惑を掛けてしまいますが、頑張りすぎて取り返しのつかないことになってしまっては元も子もありません。

事前準備を済ませてから二人目を授かるのが理想ですが、計画通りにいくことは少ないですよね。ケースバイケースで最良の道を探しながら、無理をせず二人目の命を考えていきましょう。

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