日差しが強い時期に気になるのが熱中症。
大人でも熱中症になるとかなりしんどいらしいので、自分の子どもには熱中症にならないようにしたいけど・・・
でも、海に家族旅行で遊びにいく予定があったり日が出て外が暑いのはわかっているけど、どうしても子供を外に連れて行かなきゃいけないこともありますよね。
CMとかテレビでもよくやっている熱中症に子どもをさせたくないのは母親みんなの同じ思いですよね。
ここでは、子どもの熱中症で知っておきたい症状と対策についてまとめていきたいと思います。
熱中症の症状で寒気は危険!?
熱中症になったかもしれない!という状況のときに、どういう状況が危険なのかを知っておく事が命を取り留める重要なポイントになります。
熱中症で、最も危険な症状は
・意識がない
・けいれん
・熱が40℃をこえる
・汗が出ない
・自分で水分がとれない、飲めない
・寒気がする
場合です。
これの中に1つでもなってしまった場合は、すぐに救急車を呼んでください。
これらの症状の場合、命の危険性があります。
自分たちでなんとかしようとせず、すぐに医療機関に掛かる必要がある症状です。
躊躇せずに救急車を呼びましょう。
救急車が到着するまでは体を出来るだけ冷やすように涼しいところに移動して、体を濡らしたタオルやアイスノンなどで冷やして待ちましょう。
上記の症状で「意識がない」などは、なんとなく危険な感じがわかりますが、なぜ、寒気も危険な状況なのでしょうか?
熱中症になると体温は非常に高くなり、40度近くになる人もいます。
体は熱を持っていて暑いはずなのに、寒気を感じるのは、脳の体温調節機能が正常に働かなくなってしまっているからです。
つまり熱によって脳へのダメージが起こっているということになるので、すぐに医療機関にかかって、適切な処置を受ける必要があるんですね。
熱中症の症状 子供の場合は?
では、上記以外の熱中症の症状を見ていきましょう。
・めまい、失神、立ちくらみ
・こむら返り
・大量の汗
・体がぐったりする
・軽いめまい
・頭痛
などがあります。
子どもは大人より体温調節が上手く出来ないので、熱中症になりやすいです。
小さなお子さんだと、自分の体調を上手く言葉で表現出来ない事もありますのでこまめに様子をみてぐったりしていないか、汗をかいていないか、暑がっていないかなどをチェックしてあげてくださいね。
熱中症の症状 対策はどうしたらいい?
熱中症の対策はどうしたらいいのでしょうか?
まずはなんといってもこまめな水分補給です。
これは、喉が渇いてそうだから水分をあげるというタイミングではちょっと遅いくらいです。
出来れば「20分ごとには必ず何をしていても水分をあげる」など、時間を決めてあげるくらいでやる方がいいですね。
ちょっと夢中になって遊んでいたり海で遊んでいて体は水につかっている時などに水分を取り忘れて熱中症になりやすくなるので、注意が必要です。
水分を取るときには、血液のなかの成分バランスを整えるために塩分も必要ですのでOS1などの電解質がバランスよく入った飲み物やスポーツ飲料などをあげるようにしてください。
その他には
・気温にあわせた衣服の調節
・日陰でこまめに休憩する
ことが予防につながります。
熱中症になってしまった場合は、涼しいところに移動して電解質が入ったOS1やスポーツ飲料で水分と塩分を補給してください。
できればうちわや扇風機などで風を送ったり、脇の下、首の後ろなどをぬれタオルやアイスノンなどで冷やして体温を下げるようにすると症状が改善してくると思います。
少し良くなっても、体が万全に戻るには1週間くらいかかることもあるので、すぐに激しく遊ばせないようにしましょう。
これらの処置をしても回復しない場合は救急車を呼ぶか、医療機関に掛かるようにしてくださいね。
まとめ
子どもの熱中症の危険な症状と予防、対策についてまとめてきました。
子どもは遊びに夢中になると、自分で休憩する事ができないので、わたしたち大人が水分補給と体温調節に気を配って子どもに辛い思いをさせないようにしたいですね。