「何か動物を飼いたい!猫と犬、どっちも好きだけど、どっちが飼いやすいんだろう・・・?」
こういった悩みを持つ人はとても多いし、実際によく相談されますが、これは本当に、飼う人の性格とライフスタイルによるんです。
どっちを飼っても、メリット・デメリットがありますが、確認しておきたいのはデメリット。
愛情でカバーできることならいいけれど、飼ってから「しまった!」なんてことにならないよう、始めにしっかり考えましょう。
目次
猫と犬ならどっちを飼うか迷う。みんなの決め手は何?
猫と犬、どっちを飼うか迷った時、一番最初に確認したいのは「散歩に行くことができるか」というもの。
デメリットという言い方はしたくありませんが、犬を飼ううえで「散歩」は必要不可欠なんです。
運動する、ストレスを解消する、近所の縄張りをパトロールする、排尿・排便する・・・、
散歩は社会的欲求・生理的欲求を満たすものであり、私は、犬にとって散歩とは人生そのものと思っています。
ご近所に、毎日朝から夕まで、二匹の柴犬を連れて歩いているおじいさんがいて、変わり者と思われていますが、私としては、犬を飼う同志として尊敬しているくらいです。
犬には、犬種ごとに適正な散歩の時間があるので、飼う前にしっかり確認し、一日2回は必ず散歩してあげてくださいね。
猫と犬で比べたらどっちが楽?世話にかかる時間から比較
猫は、基本的に気ままで「関わられたくない」と思っている生き物です。
また、なめて毛づくろいするなど、体を清潔に保つことも自分でできるので、シャンプーをする必要はありませんし、むしろシャンプーをすると、成分の残りがフケやストレスの原因になったりします。
犬は、汚れに無頓着なので、きれいでいい匂いに保ちたいなら、シャンプーやブラッシングをすることが必要です。
それを知って、「仕事で疲れて家に帰ってから、犬のシャンプーか・・・。」というふうに、シャンプーすることを手間、デメリット、と思った方は、犬を飼わないでくださいね。
シャンプーの他にも、散歩、構ってあげる、しつけをする、など、猫と比べると、犬の世話には時間がかかりますが、そうして家族としての絆を築いていけるのが、犬を飼う最大のメリットでもあります。
猫と犬。どっちが飼いやすい?かかる費用から比較
猫と犬にかかる費用は、飼い方や健康状態によって、ケースバイケースです。
うちでは、犬を保健所で引き取り、そのときすでにフィアリアに罹っていたので、その薬をもらうのに毎月5000円ほどかかっています。
ですが、外飼いなので犬のトイレは用意していませんし、体脂肪も普通なので値段の手ごろな餌で十分です。
猫は、スプレー行為、生殖やさまざまな病気を防ぐための去勢手術に費用がかかったり、多頭飼いなので猫のトイレを頭数分管理したり、肥満気味なので質の良い餌を与えたりするのにも費用が掛かります。
予防接種は、犬の狂犬病以外、猫も犬も任意ですが、受けておくのをおすすめするのと、病気をした時のために「ペット保険」に入っておくことをおすすめします。
散歩やシャンプーやしつけが面倒なら猫がおすすめ
まとめると、散歩にもいかなくていいし、シャンプーもしつけも必要としない気ままな猫は、初めて動物を飼う人にも育てやすいといえます。
たとえ動物を飼うのが初めてでも、毎日散歩に行く時間を作ることができ、わんわん甘えてくる犬と親密な関係を築きたい方は、ぜひ犬を飼ってみてはいかがでしょうか。