猫の発情期に入ると、鳴き声の問題が出てきますよね。
「ま〜お、ま〜お。」と夜中じゅう鳴かれると、経験した方ならわかると思いますが、本当に寝不足になってしまったりします。
発情できるのは、健康な証拠ですし、子猫が生まれるのも喜ばしい事ですが、寝不足や近所迷惑などを考慮すると、何か対策ができたらいいですよね!
そこで今回は、発情期に変な声が出る理由や、対策法についてまとめてみました。
猫の発情期の鳴き声はなぜ変な声やすごい声になるの?
猫の発情期の、あのすごい声合戦は、メスが発情期に入ることから始まります。
メスの初めての発情は、野良猫だと少し遅れる場合が多いですが、早いと生後8か月頃から起こります。
発情期というと、春や秋のイメージが強いですが、「この季節に猫はみんな発情する」という決まりはなく、メスは初めての発情から約2か月のサイクルで、一回で2週間くらいの間発情し続けると言われています。
そして、メスは大きな声を出すために、あの変な声を出し、それを聞いたオスが呼応して、オスも発情期に入ります。
メスが発情しないと、オスは発情しないんですね。
猫の発情期の鳴き声の期間は?どのくらい我慢すればいいの?
猫は、発情期の間中鳴き続けるので、約2週間ほどはずっとあの鳴き声を我慢する羽目になります(笑)
ただ、妊娠すれば、妊娠してから4ヶ月は発情しないので、発情期の声で夜眠れなかったり、近所迷惑で肩身の狭い思いをしてきた飼い主さんは、ちょっと心が休まるかもしれませんね。
出産のお世話や、子猫のミルクなど、猫の出産は、飼い主さんも気が気ではありませんが、「あの声を我慢する必要はなくなるんだ!」というメリットもある、ってことですね。
うちでは、4匹の兄妹猫を飼っていて、一匹だけメスなのですが、猫は兄妹同士でも発情するので、発情期は大変です・・・。
なにせ、妹猫が発情すると、兄猫三匹が同時に発情して争いだすので、かなりうるさいです(笑)
猫の発情期の鳴き声の対策や対処はどうしてる?
猫の発情を防ぐ、最も確実でポピュラーな方法は、やはり避妊・去勢手術ですね。
そこで注意してほしいのは、初めて発情する前に避妊・去勢手術は済ませておくべき、ということ。
というのも、一度発情期を経験していると、そのあとで手術しても発情期の行動をしてしまうことが考えられるんです。
ですが、避妊・去勢手術できる最低年齢が、生後6ヶ月であるのに対し、メスが発情期になる最短は3ヶ月、オスは12ヶ月なので、間に合わないこともあります。
鳴き声だけでなく、オスはスプレー行為もやっかいなので、万が一手術を受ける前に発情してしまっても、手術はしてみることをおすすめします。
まとめ
猫の発情期は、メスが発情して変な声を出し、オスが呼応して変な声を出す・・・、というふうに起こります。
やはり避妊・去勢手術はとてもポピュラーで有効なので、初めての発情を迎える前に、なるべく手術を受けさせましょう。