動物を飼っている場合、ママは産後の生活についていろいろと不安になると思います。
我が家でも犬を飼っていますが、産前から外飼いだったので、ほとんど赤ちゃんとの接触はありません。
ですが、犬を室内飼いしている場合や、赤ちゃんの誕生を機に犬を飼う場合は、どのような注意が必要なのか、気になりますよね。
そこで今回は、犬と赤ちゃんを同居させるときの注意点についてまとめてみました。
犬と赤ちゃんを同居させたいけど吠える・噛むが心配
犬と赤ちゃんを同居させる場合は、とくに犬のしつけが重要です。
それも、犬の性格によってしつけの方法は本当にさまざまなのですが、犬のしつけの大前提として、「この家の主は飼い主である」ということを分からせなければなりません。
犬には本来「保護本能」というものがあり、赤ちゃんなど弱い者には危害を加えないものですが、傲慢な性格になると、噛んだりすることもあります。
我が家の外飼いの犬は、軍用犬と日本犬の雑種で、保健所で引き取ったときはすでに大人の年齢でした。
かなりの暴君でしたが、散歩のときは絶対に前を歩かせない、噛んだら口の奥にそのままこぶしを突っ込むなどのしつけを根気強く続けることで、今では私にも、赤ちゃんにも吠えたり噛んだりすることはありません。
犬と赤ちゃんを同居させるときアレルギーや衛生面はどうしてる?
我が家では外飼いをしているので、散歩の後は手を洗うくらいで、衛生面はあまり気にしていません。
室内飼いで、赤ちゃんと同居させる場合はどうなのか?と、調べてみたところ、これもあまり神経質になる必要はなさそうです。
もし赤ちゃんに犬アレルギーがあったとしても、それが飼い犬に対するものなら、「減感作療法」といって、共に過ごすことにより犬のアレルゲンに対して体が慣れていくのだそうです。
また、夫の実家では、トイプードルを室内飼いしているのですが、赤ちゃんを連れていくと、ぴょんぴょん飛びついて歓迎してくれます。
ちょっと困りものなのが、他の動物の排泄物が気になる犬の習性から、脱ぎたてのオムツをくわえて逃げ回ること(笑)
室内飼いをしているママは、オムツのにおいをしっかり密封できるオムツ入れを用意しましょう。
犬と赤ちゃんを同居させると病気やストレスにならない?
犬アレルギーだけでなく、感染症などの病気も心配ですよね。
これも、犬を飼ううえで基本的なところを抑えれば必ず防げますので、しっかりチェックしておいてくださいね。
犬を飼うことで最もかかりやすい感染症は、赤ちゃんの食中毒でよく知られている「サルモネラ菌」です。
犬の糞など動物性のものを口にすると、サルモネラ菌に感染し、下痢やおう吐が起こることがあるので、赤ちゃんに糞を触らせない・散歩の後は手を洗う・室内飼いならシャンプーをこまめにすることを徹底しましょう。
また、犬は、赤ちゃんが来たことで「主人を取られた」とストレスを感じ、無駄吠えや粗相をすることがあるので、変わらずスキンシップをとってあげましょう。
まとめ
犬と赤ちゃんを同居させたいときは、「この家の主は飼い主である」ということをしっかり分からせることが大切です。
感染症を防ぐために、手洗いや犬のシャンプーはしっかりしましょう。