せっかく楽しいはずの犬の散歩も、いつも犬が引っ張っていってしまっては、飼い主としてはちょっと複雑ですよね。
どっちがどっちを散歩しているのか分からないし、犬がこっちに目もくれず、「これじゃまるで放置プレイ・・・。」と嘆いている飼い主さんは、あなただけではありません。
今回は、そんな犬との関係を一新して、仲良く楽しくお散歩する方法についてまとめてみました!
目次
犬が散歩の時に引っ張るのが困る。リードにゆとりをもたせたい時のコツは?
犬の散歩をするときのリードは、経験上、長すぎても短すぎても良くありません。
「リードなんかなんでもいいでしょ?」と甘く見ることなかれ、リードの選び方はとっても重要なんです。
うちの犬は、中型犬でバルカンハウンドという、運動量の多い犬種ですが、散歩が好きすぎて、散歩中にリードを引っ張って脱走し、丸一日行方不明になったこともありました。
その時使っていたリードは、特に考えず買ったもので、長さは3メートルほどでしたが、後から知ると、それは小型犬用のリードで、中型犬は5メートル、大型犬は8メートルという目安があるとのこと。
正しい長さのリードを使い、必要に応じて長くしたり、たぐったりして、犬も快適で、飼い主も引っ張られない散歩を目指しましょう。
犬が散歩の時に引っ張ると咳や喉が苦しそう。どうしてあげたらいい?
犬が散歩中に引っ張ると、思わずリードをぐっと引いてしまいますが、そのせいで苦しそうな犬の様子を見ると、ちょっと罪悪感ありますよね。
そういうときは、思い切って首輪ではなく、ハーネスを買ってみてはどうでしょうか。
そもそも首輪は、ヘルニアなどの原因にもなり、犬の首に良くないし、リードの重さもすべて首にのしかかるので、かなりの負担です。
ハーネスなら、それらの問題を解消してくれ、頭からかぶるタイプなど、着せやすいものも出ているので、げひ検討してみてください。
うちの犬もかなりの老犬ですが、首輪からハーネスに変えたら、散歩中の姿勢もよくなって、以前より長い距離を歩けるようになりました。
犬が散歩の時に引っ張るのをしつけで治したい。試してうまくいった方法と失敗した方法は?
犬が散歩中に引っ張る原因は何なのかというと、「飼い主ではなく自分が主人公!」という気分でいるのか、とにかく散歩が好きすぎて早足になってしまうのか、飼い主が引っ張るから反発して引っ張るのか・・・、いろいろと考えられます。
リーダートレーニングと言って、お手やおすわりなど、基本的なしつけを繰り返すことで、主従関係を叩き込むという方法があり、私も試しましたが、犬が引っ張る理由は犬にしか分からないし、効果は見込めませんでした。
私が成功した方法は、犬が自分の前に出そうになったら、片足を犬の前に出して阻止する方法です。
これなら、リードを引っ張って不快にさせることもないし、2、3日で習得して、引っ張られることはなくなりました。
まとめ
犬の散歩では、犬種に合った長さを選ぶことが重要で、首輪ではなくハーネスを使うことで、体への負担を軽減できます。
犬が自分の前に出そうになったら、片足を犬の前に出して阻止するのを繰り返すと、引っ張られることはなくなりました。