猫を飼うのはとても楽しいけれど、避けては通れないのが「発情期」。
猫を飼っていない人も、一度は耳にしたことがあると思いますが、発情期の声ってすごく耳につくんですよね。
最近では、病気も防げるなど、万能な「避妊手術」をする人も多いですが、子猫が欲しい!という人はそういう対策も取れません。
そこで今回は、発情期の雌の猫の行動や、対策についてまとめました。
猫の発情期に雌はどんな行動をする?雌同士は?
うちでは、1歳半のシャム猫の雌を飼っていますが、発情期になると、とっても甘えん坊になってくれて可愛いです。
普段は、かなりの人見知りで、お客さんが来ると全く顔を見せないし、飼い主である私に対しても、撫でられたり抱っこされたりするのを嫌がるクールな女の子。
ところが一転、発情期になると、誰それ構わず頭を足にすりつけるし、私が座っていると、太ももの上に陣取っていつまでもゴロゴロ言っていたりして、まるで別人です。
また、ご近所の多頭飼いのお宅では、雌が雌の首筋をかんだり、乗っかったりすることがあるそうですが、これは発情期に起こる同性同士のマウンティングだそうで、よくあることなので驚かないようにしましょう。
猫の発情期は雌だと期間はいつからどのくらい続くの?
猫の発情期は、雄と雌で違うということはなく、雌が発情するのに応じる形で、雄も発情するので、発情期の期間は両者同じと考えてもらって良いです。
発情期の期間は、一般的に2〜3週間ほど、と言われていますが、「あれ?うちの猫はそんなに長い間、甘えん坊になったり、尿スプレーをしたりしないのに・・・。」と思う飼い主さんもおられるかもしれません。
うちの子も、甘えん坊になるのは1〜2日間くらいで、はじめは「発情期にしては短いなあ」と思っていたのですが、ご近所で猫を飼われている方のお話だと、猫が発情期らしい行動をする期間はとても短いのだそうです。
猫の発情期で雌がうるさい時どう落ち着かせる?綿棒ってどう使う?
猫って、発情期の間は、実はとてもストレスが溜まっているんです。
雌の犬は、生理のような出血があって発情期になりますが、人も動物も発情期になるとホルモンが急激に変化するし、雌の猫ちゃんも、きっと見た目以上にイライラしたりしているはず。
なので、私は、たくさん撫でてあげたり、またたびスプレーで気持ちよくさせたり、おいしいエサをあげたりして、気分を良くさせてあげています。
発情期の雌の猫の膣を綿棒でつついて刺激し、黄体ホルモンの分泌を促して疑似性交させ、落ち着かせる方法をとっている飼い主さんもいますが、この方法は、素人がやると危険なので、あまりおすすめできません。
まとめ
発情期になると、雌の場合、普段とてもクールな子が、打って変わって甘えん坊になったりするので、とっても可愛いです。
発情期は2〜3週間続き、落ち着かせるのに綿棒を使う人がいますが、思いっきり甘えさせてあげるだけでも落ち着くので、やってみてくださいね。