おたふく風邪ってよく聞くけど小児科ではどんな治療をするんだろう?
痛みで食事がとれないみたい…何か対策はないの?
おたふく風邪に効く薬ってあるの?
治療にかかる期間は?
と疑問を感じている方もいるのではないでしょうか。
子供の病気はできるだけ早く治してあげたいですよね!
そこで今回はおたふく風邪の治療から痛みがある時の食事方法までドドンと一気にご紹介しようと思います!
目次
おたふく風邪の治療薬ってどんなものをもらうの?抗生物質?
実はおたふく風邪に特効薬はありません。
ですので対処療法が主な治療ということになります。
熱や痛みに対しては解熱鎮痛剤が処方されます。
咳や鼻水などが強い時は風邪薬が出されることも。
また抗生物質は細菌に効く薬ですので、ウイルス性疾患のおたふく風邪に効果はありません。
耳下腺に細菌感染を起こす可能性がある場合は、抗生剤を出されることもあるようですね!
稀にですが膵炎を併発してしまった時は抗菌薬や酵素阻害薬が使われることもあります。
どうしても食事がとれず、水分もとれない時は小児科で点滴もしてもらえますので相談してみましょう。
おたふく風邪の治療方法や治療期間は?治るまでにどのくらいの頻度で病院に行った?
冷やす以外に有効な治療方法はありません。
小児科では解熱鎮痛剤を処方され、自宅で安静にするよう指示されます。
痛みがありますので食事に気を付けて、合併症に伴う急な変化がないか注意しながらケアしましょう。
また細菌による二次感染を防止する抗生剤を処方してくれる場合もありますが、これはあくまで二次感染の予防策であっておたふく風邪そのものには効きません。
治療の期間は7~10日程ですが、腫れや痛みがひどい時や少しでもおかしいと感じたら迷わず病院へ。
うちは腫れがひどかったので1週間で2度小児科を受診。消炎鎮痛剤を処方されました。
おたふく風邪の治療をしながら食事で取り入れるといいものは?食べ物を食べやすくする工夫
耳下腺が腫れると、口を開けたり顎を動かすと痛みを感じるので子供は特に食欲が落ち気味に。
唾液が過剰に出ると痛みが増すので、酸味や辛味が強い物・味の濃い物・刺激物、飴などは避けるようにしましょう。
また固いものは顎を動かさないといけないので食べづらいです。
柔らかいおかゆやポタージュスープ、アイスクリームなどがおススメ!
オレンジジュースやお味噌汁は痛みが増しますのでやめましょう。
熱い物より冷たい物の方が痛みも和らぎ摂取しやすいです。
とにかく脱水に気をつけることが一番!
うちの子はストローを使うと飲みやすそうでしたよ!
まとめ
3~4日は固形物をとらなくても大丈夫と言われています。
しばらく食事は液状のものを中心にし、痛み止めもうまく利用しながらつらいおたふく風邪の症状を乗り切りましょう!