赤ちゃんが病気になった時に薬を飲ませるのって本当に大変ですよね・・・。

薬ってわかってなくても、お腹いっぱいだったら口を開けてくれないし、

薬ってわかったら余計に口を閉じちゃうし・・・。

でも早く良くなってほしいからママは薬をちゃんと飲ませたいですよね。

今回は薬を飲ませる時に知りたい、赤ちゃんが薬を吐いちゃった時はどうするか？薬を嫌がらずに飲んでくれる方法や、大人の薬を間違ってのんでしまった時の対処法をご紹介していきます。

赤ちゃんが薬を吐く時の効果は？

赤ちゃんが体調が悪くて、もともと吐き気があったり、お腹がいっぱいになった後に薬を飲ませたら飲んですぐに吐いちゃった・・・ということもありますよね。

そういう時に気になるのが、「さっき飲んだ薬の効果ってあるのかな？」、「もう一度飲ませた方がいいのかな？」ということ。

薬は基本的には胃では吸収されなくて、小腸に移動して初めて薬が体の中に取り込まれます。

なので、薬を飲んだ後３０分以内に薬を全部吐いてしまったならまだ小腸に移動していないことが多いので、お薬は効かない可能性があるのでもう一度お薬を飲ませてもいいそうです。

薬を飲ませてから３０分を過ぎていたらもう小腸に移動して少しは薬が体に吸収されて、お薬の効果が出る可能性が高いのでもう一度飲ませないようにしましょう。

３０分過ぎているのに「効き目が薄かったら困るから・・・」とさらにお薬を飲ませると、薬の効果が強く出すぎて赤ちゃんに悪い影響がでる可能性が高くなります。

３０分を過ぎて戻した場合は、次の薬を飲むタイミングまで待ってくださいね。

例えば１日３回飲む薬ならだいたい６時間から１０時間後に次の薬を飲ませるといいそうですよ。

赤ちゃんが嫌がらない薬の飲ませかたも最後にご紹介しますね。

薬を誤飲した時はどう対処したらいい？

薬つながりで、赤ちゃんにとって心配なのが「大人の薬の誤飲」です。

落ちていた薬や自分で棚や机の上からとってお菓子と間違えて飲んでしまうことが多いようです。

もし、大人の薬を間違って赤ちゃんがのんでしまったときはどうしたらいいかも知っておくといざという時に焦らずに対処できますね。

もし大人の薬を赤ちゃんが飲んでしまったら、口に入っているものは指でかき出し、水を飲ませて舌を押して薬を吐かせます。

薬を吐かせたら、飲んだ薬の名前がわかるように薬を持って病院へ行きましょう。

特にお薬の中でも精神安定剤や血圧を下げる薬や、心臓を強くする強心剤などは赤ちゃんにとってとても危険です。

風邪薬でも成分によって赤ちゃんが低体温を起こしたり、肝臓などに障害がでる可能性があるので必ず病院に行ってくださいね。

薬をゼリーで飲ませるにはどうしたらいい？

では最後に赤ちゃんに薬をスムーズに飲んでもらう方法についてご紹介しますね。

まだ、離乳食が始まっていない場合は、粉薬の場合、少しの水で小さな団子を作って赤ちゃんの口の中のほっぺたに擦り付けて水などを飲ませます。

離乳食中期ごろからは、ゼリーで味を隠すのがオススメです。

普通のゼリーでも大丈夫ですが、薬局などで薬を飲むようのゼリーが売っていて薬の作用や吸収に配慮して作られているので安心ですよ。

ゼリーで飲ませる場合は、薬をまぜるのではなく、ゼリーで薬をサンドイッチするイメージです。

やり方は、離乳食用のスプーンにゼリーをのせてその上に粉薬を出します。

さらにゼリーを上にかぶせて薬を見えないようにします。

色が付いているお薬の場合は、ぶどうゼリーが色が見えにくくなるのでおすすめですよ。

ゼリーがあまり好きじゃない子には、バニラアイスでのサンドイッチもおすすめです。

我が家では、アイスにしてから薬を飲ませるのがとても楽になりました。

うちの娘はアイスで薬をサンドイッチ状態にするよりも、アイスを少し溶かしながら薬をまぜて、アイスは完全に溶けて薬も混ぜ込まれている状態の方が、スムーズにパクパク口を開けて食べてくれます。

いろいろ挑戦してみてくださいね。

まとめ

今回は赤ちゃんの薬について気になるママが多い悩みを取り上げました。

赤ちゃんの間はとても風邪をひきやすいですし、また風邪か・・・とぐったりしちゃいますよね。

薬を楽に飲んでくれたら少しはママのストレスも楽になると思うので、自分の赤ちゃんが一番気にってくれる薬の飲ませ方を見つけたいですね。