今回は副鼻腔炎特集の3回目です。
今回のテーマは「鼻うがいがうまくできるタイミング」について。
特集1回目、副鼻腔炎の膿をだす出し方の効果のある方法と薬について経験者が語る!(副鼻空炎特集1)で、副鼻腔炎や蓄膿症になった時に自宅でできる方法として、鼻うがいと吸引が実体験から私には効果があったという内容をご紹介して、
前回、副鼻腔炎のときの鼻うがいのやり方!鼻洗浄を痛くないようにする準備編(副鼻腔炎特集2)は鼻うがいの準備で痛くならないようにするコツを3つご紹介しました。
今回は鼻うがいを効果的にできるのはいつなのか、鼻が詰まって鼻うがいができない時はどうすればいいかをご紹介します。
鼻うがいがうまくできないのはタイミングが悪いのかも!
鼻うがいがうまくできないと困っている方のできない理由はさまざまありますが、その中でもやり方はあっていてもタイミングが合わなくてできていない人も結構いるようです。
私も2回、副鼻腔炎になったので膿を出そうと何回も鼻うがいを試そうとしたのですが、うまくいく時と行かない時がありました。
その違いを探してみると、うまくできる時は片方でも鼻がちょっと通る時で、うまくできない時は両方の鼻が詰まっている時でした。
鼻うがいは鼻から水を入れて鼻の奥にある空間を水で洗い流す作業なので、鼻の奥に水が入れるようになっていないとうまくできないんですね。
なのでうまくできない時には、どちらか片方の鼻が通るようにするとできるようになる人もいますので、後ほど片方の鼻を少しでも通す方法を後ほどご紹介しますね。
鼻うがいはいつすると効果的?
では先に、そもそも鼻うがいはいつすると効果的なのかをお伝えします。
私がいろいろ自分の体で試してみた結果、まずは耳鼻科でお薬を使って鼻を広げて膿を出してもらうのが早く楽になります。
耳鼻科が終わってしまっている時やお休みのときは、自宅で鼻うがいをしておくと楽になります。
さらに耳鼻科に行った後も自宅で鼻うがいをすると私の場合は治りがかなり早くなります。
1日にやる回数としては私の場合は、鼻うがいをした後2時間くらいして鼻がなんかまた詰まってきたな、なんか鼻の奥にいるなと感じたらすぐにやります。
これを黄色のどろっとした膿が鼻うがいしてもでなくなってきて、鼻うがいの水がそのまま出るようになるまで何度も繰り返すのを数日続けます。
私の場合は2度目に副鼻腔炎になったときは「あっ、これは副鼻腔炎にまたなったな」とわかったのですぐに鼻うがいを開始して、もちろん耳鼻科にも行って鼻洗浄と薬をもらって、家に帰ってからも鼻うがいをくらい続けたら1週間くらいでよくなっていきました。
副鼻空にある膿は頑張って出さないといけなくて、ほっといても自然になくなるというのはかなり難しいので、副鼻腔炎になってしまった場合はたまったなと思ったらすぐに出す!ようにすると楽になりやすいですよ。
特に寝る前にすると寝やすくなるし、起きた時はたまっていることが多いので私は寝る前と起きた時は必ずやっていました。鼻洗浄はお薬を使っているわけではなく水で洗うだけなので1日に何度やっても大丈夫ですよ。
鼻うがいが詰まってできない時はどうしたらいい?
では、鼻が詰まって鼻うがいができないなと思う時の片方の鼻の通し方をご紹介します。
実はとっても簡単で、やっておられる方も多いかもしれませんが、ベットや布団に体ごと横に向けて15分くらいねるだけです。
この時、鼻の右と左をちょっと自分で感じてみて、鼻水が少なそうな側が上になるようにして、体を横にします。
すると上側になった鼻にあった鼻水などが下の方に移動してきて、上側の鼻が少し通るようになります。
寝るときに仰向きで寝ると両鼻が詰まって口で呼吸しなくてはいないのでしんどいけれど、横向きになると片方が少し通るのでちょっと口呼吸も楽になりますよね。
その方法と同じように、鼻水をどちらか片方に寄せてまずは1つの鼻を通るようになったら、起き上がってすぐに鼻うがいをします。
このとき鼻うがいは鼻が通るようになった方から始めてくださいね。
始めるのに準備などで時間がかかってしまうとまた鼻水が元に戻ってしまうことがあるので、横になって鼻を通す前に鼻うがいの水を作ってすぐできるようにしておくといいですよ!
まとめ
今回は鼻うがいを効果的にするタイミングについてご紹介しました。
鼻うがいをするタイミングのポイントは
・膿がたまったなと思ったらすぐやる
・鼻が詰まってたら横になって片方の鼻を通す
・就寝前、起床時は時にオススメ
です。
次回は、鼻うがいの水を鼻に入れる時のやり方やコツをご紹介する予定です。
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