副鼻腔炎特集の2回目は「鼻うがいのやり方〜準備編〜」です。
鼻うがいは準備の時に押さえておくポイントが3つあります。
これを知っていれば、痛くない鼻うがいをできるようになるのでぜひこの記事を読んでからチャレンジしてみてくださいね!
前回の記事、副鼻腔炎の膿をだす出し方の効果のある方法と薬について経験者が語る!(副鼻空炎特集1)では、副鼻腔炎や蓄膿症のときには膿を外にだすことが重要!というお話をしました。
そのなかで実際に副鼻腔炎に2度なった経験から、もっとも私には効果があった方法の1つが自宅での鼻うがい・鼻洗浄であることもご紹介しました。
鼻うがいと鼻洗浄は言い方は違いますが同じことを言っていて、鼻の奥の空間にたまった膿を専用の水で洗い流すことと指します。
なんか痛そう・・・とか一体どうやるの?という方も多いと思うので、ここでは痛くない鼻うがいのやり方の準備のコツをご紹介します。
副鼻腔炎で困っている人の鼻うがいのやり方!〜準備編〜
鼻うがいは耳鼻科でもやることがありますが、ここではドラッグストアで購入して自宅でできる方法としておすすめの鼻洗浄器の鼻クリーンSを使った方法をご紹介します。
いろいろ鼻洗浄器はあるのですが、ネットで調べた結果、評判が良かったので私は鼻クリーンSを使っています。
この鼻クリーンSを買うと、プラスチックの容器と小分けされた粉(お塩)が入っています。
このプラスティックの容器が鼻洗浄器といわれるもので、中に水をいれておき、その水を鼻にいれやすくする機械です。どういうイメージなのか前回記事でお伝えしているので参考にしてみてくださいね。
この鼻洗浄器は電動ではなくて洗浄器を手で押して水を出しますので、自分の力加減で水のだす勢いなどを調節することができます。
これを使って水を鼻に入れるのですが、普通の水道水を使ってしまうと、ツン!と痛みがでます。ちょうどプールなどで水を飲んだ時に鼻が痛くなるのと同じ感じです。
これが起こってしまう原因は、簡単に言うと体にとってちょうど良い塩分の量があるのですが、水道水にほとんど塩分がないので塩分濃度が違いすぎて痛みが出るんですね。
それを防ぐために、鼻クリーンSにはお塩が1回に必要な分ごとに小分けして入っているので、容器に記載された必要な水とその塩を入れれば痛くない水が出来上がります。
あと、痛みをでないようにするポイントとして、水が冷たいと刺激になりやすいので体温に近いぬるま湯がおすすめなんです。しかもこれもありがたいことにとても簡単にできるようになっています。
容器に「ここまでお湯をいれてね」のラインと「ここまで水をいれてね」というラインがあって、その通りにお湯と水を入れると大体ちょうど良い温度になるのです。
私はポットのお湯を使うのでちょっと熱すぎて表示通りにはいきませんが、お湯を少なめ、お水多めにしてちょうど良い温度にしています。ちょうど良い温度かどうかは容器に中の水の温度がわかる温度計がついているので、それをみながら調節できますよ。
ちょうど良い温度のぬるま湯を洗浄1回分に必要な量を作れたら、付属のお塩1袋をいれて蓋をしてよく混ぜて出来上がりです。
でも、まだ鼻に入れてはいけません!ここが痛くならないための重要ポイントです!
副鼻腔炎で鼻うがいの効果を実感するためにしておくこと
中身を混ぜたら容器の壁を握って中のお湯をピュッと出してノズルにたまった水道水をすてておきます。
これをしておかないと、お水を出すノズルにたまっていた水道水が鼻にはいって痛くなります。私もたまに最初にノズル部分の水道水を出しておくのを忘れて、鼻にお水をいれた時に「いた〜っ!」となることがあります(笑)
初めて鼻洗浄をした人が、ノズルの水のせいで痛みを感じたことで、「鼻うがい=痛い」というイメージがついてしまうと、せっかくの鼻うがいの恩恵が受けられなくなってしまうので、ぜひぜひノズルの先までお塩が入ったお湯が行き渡るようにしておいてくださいね。
まとめ
今回は、鼻うがいをしようかなと思っている人のための、鼻うがいの準備をご紹介しました。
痛くなく鼻洗浄をするポイントは3つです!
・痛くならない水をつくる
・ちょうど良い温度にする
・ノズルの中の水を捨てておく
この3つを守れば準備段階で鼻うがいをする時に起こる可能性がある痛みを減らすことができます!
次回は、実際に鼻に水を入れる方法と効果的にできるコツをご紹介します!
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私も多分膿が溜まってると思います……
塾などで隣の子とかに鼻から息を出すとスンスンされます。学校も新しい学年になるので嫌われないかとても心配です。
鼻うがいやってみます。