2015年のインフルエンザは、10月の時点ですでに流行の兆しが出ています。
茨城県では10月14日に小学校でインフルエンザの集団発生して、学級閉鎖も行われました。
こんな早い時期からかかる人が増えているインフルエンザ。
実は今年は例年より予防接種の価格が上がっています!
今回は、2015年のインフルエンザの予防接種の価格となぜ値上がりしたのかをご紹介します。
目次
インフルエンザの予防接種2015年は費用はいくら?
インフルエンザの予防接種の費用は保険適用が受けられないので、全額自費負担になるため病院によって価格は異なります。
たとえば、2015年の予防接種の値段をある小児科の病院では1回目が4000円、2回目が3000円というところがあります。
別の京都の耳鼻科医院では大人は3000円で子供は1、2回目ともに2500円の設定をされています。
実はこの値段は、例年より500円から1000円ほど高くなっている病院が多いんです。
なぜ値段が上がったのか?
理由はよりインフルエンザにかかりにくくするために改良されたからなんです。
次に価格が上がった理由を見ていきましょう。
インフルエンザの予防接種の価格が上がったのはなぜ?
価格が上がったのは、インフルエンザワクチンのもっとたくさんの種類のインフルエンザウイルスに効果が出るように改良されたからです。
昨年まではインフルエンザウイルスのA型2種類とB型1種類の3種類が入ったワクチンを使用していました。
2015年からはもう1種類B型にも効果が出るように加えられたため、4種類のウイルスに対応したワクチンになったんです。
その分ワクチンの製造コストが上がってしまって、患者さんの負担を増やすしか仕方がない状況なんですね。
よりたくさんの種類のウイルスに対応したのは嬉しいですが、その分価格も上がってしまって、予防接種をしないという人も増える可能性があって、病院のお医者さんたちは心配しているようです。
でも、実は、価格が上がった以外にも2015年予防接種をできない人が増える理由があるんです。
次にそのわけを見ていきます。
インフルエンザワクチンの4価で価格が上がる以外に受けにくい理由がある!
2015年、価格が上がった以外に、ワクチンを受けにくい理由がワクチンの品不足です。
インフエンザの予防接種のワクチンを作っている製薬会社は4社あるのですが、そのうちの一つの会社がワクチンを出荷できない状況なのです。
なぜかというと、その会社はワクチンとはべつの商品を国が認めた製造方法とは違うやり方で作っていたため、もしかしてインフルエンザのワクチンも違うやり方で作っているんじゃないか?ということで調査中のためです。
その1社は1700万人分のワクチンを作っています。
その分のワクチンが出荷できないので、品薄状態なんですね。
小さなお子さんや65歳以上の方はかかると症状がひどくなる可能性があるので、できるだけ受けられるように今から予約をするようにしてくださいね!
※2015年10月21日に、安全性に問題がないことが確認されたとして10月22日から出荷再開されることになりました!
まとめ
今回は2015年のインフルエンザの予防接種の価格についてご紹介しました。
値段が高くなって家計にはとても痛いですが、病気がひどくなって入院などを考えると安いですので、できる限るうけるようにしたいですね!
<関連記事>
・インフルエンザの予防接種の時期2015年は子供・大人・受験生はいつ?
・インフルエンザって病院に行かないのは何日まで大丈夫?行かなきゃダメ?