赤ちゃんを産むと、まずはじめに訪れる試練が「授乳」!
赤ちゃんやママにとって、はじめての経験で苦戦しながらも、お互いに寄り添っていく、特別な時間ですよね。
産院の授乳指導では、授乳の大切な仕上げ作業として、「ゲップ」の出し方も必ず教わります。
でも、どれだけ背中をトントンしても出ないときは、不安にはなるけど、ママの腕も疲れてくるし…、ゲップって、必ず出さなきゃいけないものなの?と考えたこと、ありませんか?
そこで今回は、新生児のゲップについてまとめました。
新生児のゲップが出ない母乳のママはどうしてる?
私の場合、授乳指導の初期は、すぐにゲップしてくれたのですが、後半になると出にくくなって不安でした。
そこで、看護師さんに「最近ゲップするのに時間がかかるのですが…。」と相談すると、「初めの頃は、母乳が足りなくてミルクを追加していたから、哺乳瓶からだと空気が入るから、すぐにゲップが出たんだよ。」と言われ、なるほどと思いました。
また、病棟の個室で授乳していて、何度トントンしてもゲップが出ないときは、ひどく焦ってナースコールまでしてしまい…。
「ゲップが出なくても焦らないで。赤ちゃんの背中にくるんだタオルでも置いて横向きに寝かせておけば、窒息しないよ。」となだめられました(笑)
我が家ではこうしました!
授乳指導では、授乳の基本として、縦抱きにしてあごをママの肩の上にのせてあげて、あごの下にガーゼを敷いて、背中をトントンするよう教わりました。
なので、私はずっと息子をトントンでゲップを出してあげていました。
とはいえ、母乳だと、柔らかいおっぱいと赤ちゃんの口が密着し、空気が入りづらいため、いくらトントンしても出ないことも多々あります。
しかし、我が家の場合は、看護師さんに教わった「横向きに寝かせる方法」はなるべくせず、最終手段にしていました。
赤ちゃんを無理に横向きに寝かせるのも、不自由でかわいそうですし、ゲップするところを自分の目で確かめて、安心して寝かせたかったからです。
新生児のゲップが出ないけど大丈夫なの?
ママ友の間でも、「母乳だとゲップでないよね…。」というのは話題になりました。
それでも皆、「出ない…出ない…。」と言いつつも、背中をトントン、サスサスするのを繰り返したり、前後に揺れてみたり、試行錯誤しながら、できる限りゲップさせてあげているようでしたが…。
でも、おっぱいと口が密着していて空気が入っていないのだから、そもそもゲップを出してあげる必要はないのでは?と思いませんか?
それについて調べてみたところ、なんと母乳の場合は、上記のとおりの理由で「無理に出さなくてもよい」とのこと!
でも、まったく空気が入っていないかどうかはわからないし、わが子も、授乳の後ミルクを足さなくなった頃でも、横向きに寝かせておくと吐いたりすることがあったので、なるべくゲップを出す努力はしてあげてくださいね。
まとめ
母乳の場合は、無理にゲップを出させなくても問題はないけれど、なるべくトントンしてゲップを出してあげると、ママも赤ちゃんも安心です。
ゲップが出なくて不安なときは、横向きに寝かせてあげましょう。