膀胱炎って、なった人にしか分からない辛さがありますよね・・・。
膀胱炎は、女性の4人に1人の割合で罹るとも言われており、全ての女性に身近な病気です。
重症化するとかなりしんどいですが、初期症状を把握しておけば早めに対処出来て安心ですよね!
そこで今回は、膀胱炎の症状として、どんな下腹部痛やかゆみがあったかについて、私自身の経験からまとめてみました。
膀胱炎の症状。女性の下腹部痛ってどんな痛み?
下腹部痛は、膀胱炎でよくある初期症状のひとつと言われています。
そもそも、なぜ膀胱炎が起こるのかを調べてみたところ、ほとんどが細菌の感染により、膀胱が炎症を起こして排尿に支障をきたす、というメカニズムなんだそうです。
女性は尿道が短いですし、もともと細菌のいる膣などが膀胱に近いので、男性よりも、原因となる細菌の感染のリスクが高い、というわけです。
私は、慢性膀胱炎の持病もちですが、妊娠初期の頃に、トイレの後の下腹部痛があり、それが膀胱炎によるものなのか、妊娠初期症状なのか悩んだことがありました。
経験から言うと、「排尿後」に感じる「重い」下腹部痛であれば、膀胱炎の可能性を疑いましょう。
かゆみはどんな感じ?
膀胱炎になりかけの頃は、排尿前後に、少しの「痛痒さ」と残尿感を感じます。
クラミジアやトリコモナスなどの性病の初期症状にも、外陰部のかゆみがあると言われていますが、膀胱炎も性病も、まだかゆい段階ならば、すぐに病院に行けば大丈夫。
私は、膀胱炎もクラミジアも経験しましたが、クラミジアの特徴は、おりものが膿性になっている、排尿前後の残尿感や「痛痒さ」は無く痒いだけ、などでした。
また、クラミジアだと、「掻きたい〜!」というかゆみでしたが、膀胱炎のかゆみは、外陰部ではなく尿道や下腹部がかゆいので、掻きたいとは思わず、ひたすら不快な感じでした・・・。
掻いても解消されないような不快なかゆみが排尿前後にあれば、膀胱炎になりかけかもしれませんよ!
血尿がでたら何科に行けばいい?
血尿が出ると、びっくりしてしまいますよね。
血尿が出る病気は、怖いものを挙げると腎臓がんなど、いろいろありますが、膀胱炎でも血尿が出たりします。
「腎臓がんだったらどうしよう!」と腎臓内科を真っ先に受診する人もいるかと思います。
ですが、血尿が、腎臓が原因なのか、膀胱や尿道、また性器が原因なのかを見る精密検査は、泌尿器科でしかしないようです。
なので、まずは「泌尿器科」を受診することをおすすめします!
また、女性の尿道や女性器の診察ができる「女性泌尿器科」というクリニックがあるということが、調べて分かりました。
そこなら、泌尿器科〜婦人科と渡り歩くこともないので、とっても便利ですよね。
まとめ
膀胱炎になると、排尿後に重い下腹部痛を感じたり、排尿前後に、少しの痛痒さと残尿感を感じます。
血尿が出たら、女性なら「女性泌尿器科」に行くと、検査が一回で済んでラクですよ。
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