入院の見舞い品というと、お花やお菓子、果物などがメジャーですが、入院している人にとって、実はかなりありがたいのが「暇つぶしできるもの」。
急な入院や、初めての入院だったりすると、生活用品だけそろえたら満足して、入院生活がはじまると退屈してしまうんですよね。
私も、約1ヶ月間、絶対安静の入院生活を送りましたが、「退屈」のつらさを身をもって知りました。
そこで今回は、入院の暇つぶしへの差し入れは何が喜ばれるのか、自身の経験からまとめてみました。
入院の暇つぶしへの差し入れは何が喜ばれる?
まずは、相手の方の病状に合ったものを選ぶことが、思いやりです。
私の場合は、切迫早産での入院で、絶対安静で座ることも禁止されていたので、暇つぶしにできることはとても限られていました。
そんな状況で、夫にもらって嬉しかったのは、本や雑誌など、読めるもの。
それも、家にある雑誌や、読み親しんだ小説ではなく、最新号の雑誌や、読んだことのない小説をもらった時の方が気分が上がりました。
入院中って、世間から取り残されたような気分になりがちなので、古いものよりも、今の外の世界に触れられるようなものがいいんですよね。
本なら何がいい?
先ほど述べたように、入院中は、世間においてかれているような塞いだ気分になってきまいがちです。
なので、差し入れの本を選ぶときは、読んだことのない本、新刊、励ますような明るい内容の小説や、新聞でも、きっと喜んでもらえますよ。
しかし、入院生活も長くなると、どんな魅力的な読み物でも、毎日「読む」という受け身な行為が続くと、だんだん飽きてきてしまうんですよね・・・。
そこで、私が入院生活後半戦で、気分転換になって楽しめたのは、資格の本。
人生の中でも、入院期間中ほど、「時間だけはたっぷりある」なんて時期はないですから、その時間を退院後のスキルアップに役立てられたら良いですよね!
もらって困るものとは?
入院中の暇つぶしへのプレゼントで、もらって困ったのは、クロスワードなどの懸賞の雑誌でした。
病院の売店にもよく売っていますし、入院の暇つぶしへのプレゼントでは定番とも言っていい懸賞の雑誌ですが、私のような絶対安静の患者だと、座っているだけでも症状が悪化してしまったりするんです。
なので、「書く」という作業が必要なクロスワードなどは、せっかくもらったのにほぼ手つかず状態でした。
同じ理由で、手芸用品などももらったら困っただろうと思いますし、また、こちらに相談なしに独断で買ってこられた小説なども、趣味に合わず読みませんでした。
入院中の暇つぶしへのプレゼントは、相手の病状や、何が欲しいのかを把握したうえで選ぶと、相手の方も「そうそう、これこれ!」と喜んでくれるはずですよ。
まとめ
入院の暇つぶしへの差し入れには、まずは相手の方の病状に合ったものを選ぶことが先決です。
外の世界を感じられる新しいもの、退院後のスキルアップに役立てられる資格の本が、私はいただいてとても嬉しかったです!
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