夏になると家族みんなで海にプール!
でも免疫力の低い赤ちゃんは要注意です。
プール熱は水を介してはもちろん飛沫感染でもうつりますので、上にお子さんがいるとさらに赤ちゃんにうつる危険性は高まります。
赤ちゃんがかかっても大丈夫?
ケアの仕方は上の子と違う?
そんなママの不安を少しでも解消すべく、今回は赤ちゃんのプール熱感染時について掘り下げていきたいと思います。
目次
プール熱に赤ちゃんが感染したらどんな症状がでる?下痢?
基本症状は幼児と一緒で突然の高熱、続いて目の腫れや充血・目ヤニなどの症状が出てきます。
咳や鼻水・喉の痛みなどの風邪症状や嘔吐を伴うこともあるので、ただの風邪と思われることも…
風邪症状に続いて結膜炎の症状が出たらまずはプール熱を疑ってください。
また赤ちゃんは下痢を伴うことが非常に多く、脱水症状に陥りやすいのでこまめな水分補給が必要です。
1回の授乳量を減らして回数を増やすといいですよ!
ケアは上の子と同じで大丈夫ですが、赤ちゃんはどんな病気でも急変しやすいので少しでもいつもと違うと感じたら迷わず病院に相談しましょう!
プール熱にかかったら眼科・内科・小児科どこに連れていけばいい?
赤ちゃんの場合、重症化しやすいのでまずは小児科を受診しましょう。
必要であれば眼科も紹介してくれます。
内科でも診察は可能ですが、小児科の方が赤ちゃんの扱いに慣れている専門医がいますし、ケアの相談などもしやすいのでママも安心だと思います。
眼科ではだめ?とも思いがちですが、眼科には病気ではなく視力検査などで訪れている患者さんもいます。
感染拡大予防のため、まだ病名がはっきりとしていない段階での受診は控えましょう。
また小児科などで勧められて眼科を受診する際も、前もってプール熱に感染している旨を伝えてからの方が良心的です。
プール熱にかかったら眼科ではどんな検査をするの?
赤ちゃんのプール熱では、結膜炎の症状は軽く嘔吐や下痢の症状が強く出ることが多いです。
でもやはり個人差がありますので、結膜炎の症状が強い場合は小児科医などの指示に従って眼科を受診しましょう。
プール熱の原因であるアデノウイルスの検査は、血液検査や迅速キットで喉を綿棒でこすっての検出が小児科などでは一般的です。
一方眼科では血液検査や喉の診察はしませんので、目ヤニの検査を行います。
綿棒などで少し採取するだけですので、赤ちゃんでも心配しなくて大丈夫です。
またすでに診断が出ている場合には、特に眼科での検査は必要ありません。
まとめ
ママにとって赤ちゃんの病気は特に心配ですが、適切な処置をすれば早く回復するので慌てないで大丈夫!
赤ちゃんのプール熱が疑われた場合は、とにかく早めに小児科にかかるようにしましょう。