赤ちゃんの食物アレルギーって、何が出るかわからないので、ママは怖いですよね。
乳・卵・小麦など「3大アレルギー」とも言われるようなものなら、与え方も慎重になりますが、思わぬ食べ物でアレルギーのような症状が出てしまうこともあります。
うちの子の場合、それはなんと「じゃがいも」でした。
今回は、意外なじゃがいもでアレルギーが出てしまった時に、「へえ、そんな場合もあるんだ!」と学んだことについてまとめてみました。
赤ちゃんの食物アレルギーの症状が出るまでの時間ってどのくらい?
あれは、離乳食初期も後半に差し掛かったころでした。
離乳食も順調に進み、「消化にもいいし、とろみづけにもなるし・・・。」と、アレルギーの不安なんて全くなしに、じゃがいものペーストを野菜スープに混ぜて初めて与えた始めたのがきっかけでした。
その日の夜、うんちをみて、「あれ、下痢?あらら、おなか冷えたかな?」と思いましたが、まさかじゃがいもが原因とは知らずに、翌日以降もじゃがいもペーストを与え続けていると、下痢はどんどん悪化してしまったのです。
それで、自分でいろいろと調べ、じゃがいもにある工夫をすることで、無事治ったのですが・・・、この食材でアレルギーが出るわけないと油断したのが災いしました。
食物アレルギーというと、直後に発疹が出るなどの反応はよく知られていますが、半日以上時間をおいて、下痢という症状で表れることもあるんですね。
下痢の原因は?
じゃがいもが原因で下痢が続いたときは、背中まで汚れるような大量の水便が出て、とても心配でした。
病院で検便をするも、ウイルスの反応は出ず、整腸剤だけ処方されて、「いったん離乳食は中断して母乳だけにするように」と言われ、そうしていました。
するとすぐによくなったのですが、また離乳食を与え始めたら、水便が再開し、「これはもしや食物アレルギーでは・・・!?」と、そこで初めて食材を見直すことにしました。
その時に、ネットで調べて、これだ!と思ったのは、じゃがいもに含まれる毒素「ソラニン」の存在。
このソラニン、アレルギーというよりかは、「中毒」で下痢を引き起こすことがあるんです。芽を取るだけでは安心できない場合があるので、ここ要注意ですよ!
じゃがいものアレルギー対策法
芽を取るだけで安心できない、とは、じゃがいもが古くなっている場合なんです。
じゃがいもが古いと、ソラニンが芽だけでなく、いもの部分全体に広がっているので、必ず薄くスライスし、水にさらしてから、しっかり茹でて調理しましょう。
私が与えていたのは、だいぶ古くなったじゃがいもで、大きめにカットしたのを水にさらさずに茹でたものだったので、ソラニンが抜け切れていなかったんですね。
また、うちの子の場合は下痢だけでしたが、じゃがいもを食べて蕁麻疹など出る場合は、「あく」でアレルギーが出ているのかもしれません。
最近では、イモやナスなどの「あく」も、赤ちゃんのアレルギーのひとつと考えられているので、しっかりあく抜きしましょう。
まとめ
食物アレルギーというと、直後に発疹が出るなどの反応はよく知られていますが、半日以上時間をおいて、下痢という症状で表れることもあります。
じゃがいもを与えて、水便が続くようであれば、薄くスライスし水にさらすなど、しっかり毒素やあくを抜く工夫をしてみてくださいね。
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