猫って、目にトラブルが起きやすいんですよね。
うちでは半分外飼いをしていますが、やはり外に出すと目に異物が入ったり、ウイルスに感染したりして、「あれ、また目の調子悪い?」ということもしばしば。
そんな時は、すぐ病院に連れて行けるのが一番ですが、家で処置できることもあるんです。
そこで今回は、猫の目が腫れる、目やに・膿が出るなどのトラブルが起きたときの対処法についてまとめました。
猫の目が腫れてるし腫れぼったい。薬をぬってもいい?
猫の目の周りが腫れている原因で最も多いのは、「結膜炎」だと言われています。
結膜炎は、目に異物が入ったり、ウイルスに感染した時に発症し、目が腫れる・涙が出る・目やにが出る・充血するなどの炎症が起こります。
うちの猫もよく結膜炎になりますが、目が腫れたことはなく、目やにや涙が出ることが多いです。
結膜炎は感染が原因なので、いつも病院でもらう点眼薬には抗生物質が入っていて、それを使えばすぐに治っています。
目やになどではなく、腫れるタイプの猫ちゃんも結構いるようですが、これも抗生物質の入った塗り薬を塗ってあげれば、すぐ治るようです。
発熱など風邪と思われる症状がある場合は、必ず病院を受診しましょう。
目やにの対処法
目やにが出るのは、目が炎症を起こしている証拠なので、目に関するさまざまな病気が考えられます。
うちの猫は、よく外に出るので、ウイルスをもらいやすく、慢性的な結膜炎とわかっているので、いつももらう点眼薬を常備していますが、安易に目薬を差すと悪化するような病気である可能性もあるので、気をつけましょう。
目やには、放っておくのもよくないし、へたにいじってもよくないので、きちんとした知識を持ってケアしてあげましょう。
乾いたティッシュなどでごしごしこすると、傷つけたり、ばい菌を広げたりして悪化させるだけなので、濡れた綿棒などで、一度拭いたら新しい綿棒に取り換えるようにして、きちんと清潔にしてあげてくださいね。
膿がでたら病院にいく?
猫の目が腫れていたり、涙や目やにが出るくらいだと、「外飼いだし、つきものかな」と少し諦めもついてくる範囲内ですが、膿が出たりするとさすがに心配ですよね。
病院に行った方がいいかな?と悩んだ場合は、なるべく病院に連れていくことが飼い主の義務なのかな、というのが私の考えです。
特に、原因が角膜炎だと、角膜の傷はあっという間に悪化するので、ひどくなると内服薬や点眼薬では済まなくなり、手術が必要になります。
お金がかかる、何度も病院に行くのが大変・・・、など、受診を迷うこともあると思いますが、「膿が出たら、出してあげればよい」と安易なホームケアで終わらせるのは止めましょう。
まとめ
猫の目が腫れている原因で最も多いのは、「結膜炎」だと言われていて、抗生物質の入った塗り薬を塗れば大丈夫です。
目やにや膿には様々な原因が考えられるので、安易なホームケアをしないで、必ず病院を受診しましょう。
<関連記事>
・猫の目の瞳孔の病気ってどんな症状?なぜ細くなる?左右の大きさが違うのはなぜ?
・猫の目に膜ができた!透明や白色は病気なの?赤いのや茶色なのは大丈夫?
・猫の目からでた涙が赤い・茶色い・目が開かない・目やにが出るときどうする?
・猫の目が光るのはなぜ?病気のときもある?色の変化ってみんなの猫はどう?