猫って本当に癒されるし、可愛いですよね!
大人になるまで動物を飼ったことはなかったのですが、結婚を機に初めて飼った動物が、知人に譲ってもらった「猫」でした。
今ではすっかり猫の可愛さに夢中になり、4匹の猫とともに暮らしているのですが、可愛い可愛いお顔が、一瞬少しホラーになる瞬間が・・・、それが、目の白い膜がチラリと見える時(笑)
この膜、病気なのかな・・・?と不安になったことはありませんか?
今回は、そんな猫の目にできる膜についてまとめてみました。
猫の目に膜ができた!透明や白色は病気なの?
猫を飼っている人ならわかると思いますが、猫が眠そうなときや、瞬きをするときなどに、猫の目を左右から覆う膜が見えることがあります。
初めて見たときは、その異常な様子に「え、なにこれ?!」と大慌てしたものですが、猫ならみんなが持っているもので、「瞬膜」と言います。
特に、白や透明ならいたって正常なので、心配は無用ですよ。
瞬膜は、猫のバロメータ、とも言われていて、その子の健康状態を知るのにとても役立つ部位だそうです。
瞬膜を見る時には、その色や状態も気にしてあげなければならないのですが、もっと見てあげなければならないポイントがあるのでご紹介しますね。
赤いのは病気?
それは、「瞬膜がどれくらい露出しているか?」と、「片目・両目どちらが出ているか?」の二つ!
瞬膜は、眠いときや瞬きするときなど、細めの時にちらっと見えるくらいが正常だと言われています。
そうでなく、目を覆うくらい見える時は、ストレスやアレルギー、その他諸々、何らかの体調不良が考えられるので、早めに病院を受診しましょう。
また、片目だけに瞬膜が見える時は目の病気、両目に瞬膜が見える時は身体の病気、とも言われているので、そこも獣医さんに伝えると、診察の参考にしてもらえますよ。
また、色や状態を見る時、透明や白ならまず大丈夫ですが、赤いときは気にしてあげた方が良いです。
うちの子は、それで回虫がいることが分かりました。
猫の目に膜が茶色なのは病気?
猫の瞬膜が茶色いと、とても心配になってしまうと思いますが、おそらく本来、血管が浮き出て赤色っぽくなっているのが、年老いているなどの理由で茶色く見える、という原理だと思われます。
うちの猫は、4匹とも半分外飼いで、病気をよくもらってくるのはしょうがないこと、となかば諦めているのですが、瞬膜が赤くなるのはしょっちゅうで、いつも目薬を差しています。
特に年寄り猫は、弱って目の病気をもらってきやすいですし、瞬膜も、舌や歯茎も、徐々に変色してきています。
猫の瞬膜が赤いときは、まずは病気を疑って病院を受診するのが良いですが、年寄り猫の場合は、血管が茶色く見えるのか、瞬膜自体が劣化して変色しているのかもしれません。
まとめ
瞬膜を見るポイントは、「瞬膜がどれくらい露出しているか?」と、「片目・両目どちらが出ているか?」の二つです。
色は、赤や茶色であれば、早めに病院を受診しましょう。
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