うんちを出せなくて苦しそうにしている赤ちゃんを見るととても辛いですよね。そんな時、なるべく薬にたよらず便秘を解消できれば嬉しいですね!
今回は、
・赤ちゃんの便秘に砂糖水がいいとは聞くけど、回数はどのくらいあげるの?
・砂糖は三温糖、グラニュー糖、てんさい糖、きび砂糖どれがいいの?
など、赤ちゃんが便秘のときの砂糖水の回数や種類についてご紹介します!
赤ちゃんの便秘に砂糖水は回数は何回?
意外なことに砂糖水が便秘に絶大な効果を発揮します!
まだ体の機能が未熟な赤ちゃんは使えるお薬や治療法に限りがありますし、出来る限り薬には頼りたくないものです。
そんな中、家に常にある身近なもので便秘解消ドリンクが作れるのはありがたいですよね!
材料も砂糖と水だけで作れるので、安心して与えることができます。
しかし、便秘に効果的だからといって必要以上に砂糖水を飲ませることは良くありません。
与える回数と量、タイミングを把握してうまく利用しましょう!
1日に与えていい量は200ml程度で、この量を3~5回に分けて与えて下さい。(1回の量は30ml程度)
与えるタイミングも大事で、授乳の前に砂糖水を与えてしまうと母乳やミルクをしっかり飲めなくなってしまうので、授乳と授乳の間で飲ませてあげると、授乳の妨げにならずお勧めです!
三温糖・グラニュー糖で大丈夫?
砂糖水の作り方
・60度くらいの白湯100mlを用意します。
・砂糖5gを白湯に入れます。
・砂糖が完全に溶けきったら完成です。
砂糖水を人肌まで冷まし、小分けにして与えて下さいね!
砂糖にもいろいろ種類があり、どれを使えばいいのか迷いますよね。
ただ、栄養学的に考えると精製された白い砂糖よりは、精製度の低い砂糖の方が栄養分やミネラル分が多いと言われています。
どうせなら、栄養分やミネラル分も一緒に摂れる方がいいですよね!
グラニュー糖と三温糖を比べると、三温糖の方がグラニュー糖よりは栄養分やミネラル分を含んでいますが、その差はわずかなので、三温糖がないからといってわざわざ買いに行く…ということまでしなくてもいいでしょう。
ただし、赤ちゃんが1歳未満の場合は三温糖はあまりお勧めできません。
あまり知られていないようですが、蜂蜜に含まれているボツリヌス菌は蜂蜜ほど高確率ではないものの、ごく稀に三温糖にも含まれている可能性があると言われているそうです。
蜂蜜と違い、砂糖は加熱して使うことが多いので、あまり神経質にならなくてもいいとは言われていますが、万が一のことを考えると1歳を超えるまでは避けていた方が無難でしょう!
1歳未満の赤ちゃんの場合はグラニュー糖を使用された方が安心ですね。
てんさい糖・きび砂糖でも大丈夫?
薬膳的な考えですと、南の国でとれるサトウキビを原料にしているきび砂糖は、体を冷やす作用があると考えられています。
その反面、北海道でとれる大根から作られているてんさい糖は、体を温める作用があると考えられています。
どちらで砂糖水を作っても便秘解消の効果はありますが、体を冷やすことはあまり良いことではないので、体を温める作用のあるてんさい糖を使用した方がより良いような気がします。
しかし、残念なことにてんさい糖やきび砂糖にも確率的には低いものの、稀にボツリヌス菌が含まれていることがあると言われています。
なので、1歳未満の赤ちゃんへの使用は避けた方がいいかもしれません。
こちらも加熱して使えば、神経質になる必要はないと言われおり、煮込み料理など加熱が十分な物に使用する分には気にすることはないのかもしれませんが、砂糖水の場合は使うお湯も60度と温度が低く、加熱も不十分です。
砂糖水に使用するには避けた方がいいかもしれませんね!
まとめ
いかがでしたか?
年齢によっては使える砂糖にも限りが出てしまいますが、年齢に応じて適した砂糖を使用すると便秘解消はもちろん、プラスアルファでの効果も期待できることがお分かりいただけたかと思います!
便秘だからといってすぐに病院にいく必要はありませんが、一番の目安となるのは赤ちゃんの様子です。
苦しそうにしていたり、ずっと機嫌が悪い場合にはお医者さんに診てもらって下さいね!
<関連記事>
・赤ちゃんの便秘を改善してあげたい!綿棒を使った正しいやり方