子供が病気になってしまった時、我が子の体調の次に心配になるのが大人への感染。
日々家事・育児の司令塔であるママが病気になってしまったら、お家の中は途端に回らなくなってしまいます。
加えて頼みの綱のパパにもうつってしまったら…
免疫があれば大人にはあまり感染しない病気もありますが、手足口病についてはどうなのでしょうか。
今回はそこに焦点を当ててみたいと思います。
手足口病って大人にもうつる?
手足口病といえば幼児がかかる夏風邪の代名詞。
でも大人にもうつらないわけではありません。
子供より免疫力が高い大人は確かに感染しにくいですが、疲れが溜まっていたり免疫力が落ち気味の時はうつってしまいます。
育児や家事で休まる暇のないママはどうしても疲れが溜まってしまいがちなので要注意です。
幸い私は手足口病をもらったことはないですが、昨年流行も下火なってきたかなという秋口。
近所でバッタリ会ったママ友が、感染してしまったと治りかけの手と足の発疹を見せてくれました。
子供が治ったら今度は自分…というパターンが多いようですね。
手足口病が大人にうつる確率は?
手足口病の患者は9割以上が子供です。
大人が感染する確率は、一般的に0.6%程度だと言われています。
疲れが溜まっていたり風邪などで体調が優れなかったりして免疫力が落ちていると、大人でも感染してしまいます。
しかも大人が感染してしまったら、なんと子供より重症化してしまうことも多いのだとか…
特に子供と接することが多く、日々の家事などに追われてお疲れ気味のママは子供からウイルスをもらってしまう機会が多くなってしまいがちです。
もちろん一緒に生活していれば、パパもうつる可能性は大!
家族間でタオルを共有しないなどの予防が大切です。
感染期間は?いつまで気をつければいい?
手足口病のウイルスは咳や鼻水による飛沫感染や排泄物からの感染、また発疹や水疱などに触れることで発症する接触感染などから広がっていきます。
ウイルスが残っている期間は、唾液や鼻水で2週間程度。
発疹や水疱が乾燥してかさぶたになるのが10日~2週間と言われていますので、それらから感染する時期もそれくらいだと認識してもらえればいいと思います。
ですが主な症状が改善してもなんと排泄物からは1か月もウイルスが排出され続けてしまうので、おむつ替えの際は注意しましょう。
つまり発症から1か月間程度は気をつけた方がよさそうですね。
まとめ
しかも大人の方が重症化してしまうなんて困りものですね…
タオルを別にしたり、手洗いを徹底するなどして家族で予防に努めましょう!
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