インフルエンザは外出禁止なの?いつから外に出てもOK?

インフルエンザ 外出

インフルエンザ 外出

インフルエンザが流行する時期には、保育園や幼稚園に子供が通っている親なら「登園禁止」、小学生の子供を持つ親なら「出席停止」「学級閉鎖」といった言葉を聞きますよね。毎年、必ずニュースになります。

わが家でも、娘が保育園に通っている時に「登園禁止」になりました。インフルエンザは流行が社会問題になる感染力が強い病気で「外出禁止」という措置をとらなければないことで有名です。

2009年に新型インフルエンザが流行した時には「子供や配偶者など、家族が新型インフルエンザに感染したら、会社は出勤停止措置を取る」といったこともありましたね。今回は、インフルエンザに感染した時の「外出禁止」についてまとめてみました。

スポンサードリンク

インフルエンザって外出禁止なの?

インフルエンザに感染すると「外出禁止」と言われますね。これは法律で決められた措置です。

インフルエンザは非常に感染力が強い病気です。交通網が発達した現在は、国内だけでなく感染はあっという間に世界に広がります。社会的に大きな問題になる病気なので、外出禁止措置はやむを得ないと言えますね。

インフルエンザウイルスは人の体の中で爆発的に増えます。例え感染している本人が軽症と感じていても、大量のウイルスを周囲にばら撒いている状態が数日間続きます。感染を広げないために外出禁止措置が取られるのです。

子供なら幼稚園、保育園や学校といった集団生活の場で多くの人と接触しますし、大人でも駅、電車やバスの中、会社など、不特定多数の人と接触しますよね。こうした中で、どんどんウイルスを広げていくことは好ましくありません。

インフルエンザ以外にも、麻疹、おたふくかぜ、水疱瘡、プール熱などの病気も外出禁止の病気がありますよ。

インフルエンザの外出禁止期間ってどのくらい?

インフルエンザの場合は「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児にあっては、3日)を経過するまで出席停止期間」とされています。これは、学校保健保全法という法律で決められています。保育園や幼稚園でも、これに準じた措置が取られています。

保育園に通っていた長女がインフルエンザに感染した時は次のような流れでした。

(火) 保育園から帰宅。夕食を食べない。だるさ、頭痛を訴える。就寝前、39.5℃の高熱
(水) 朝39.1℃。午後、病院で検査してインフルエンザA陽性反応。夜38.9℃
(木) 体温37.5℃前後。頭痛が続いていて、食欲もない。リンゴやゼリーだけ食べる
(金) 体温37.0℃。食欲が出てくる。頭痛はほとんど訴えない
(土) 体温36.7℃(長女の平熱)、咳と鼻水。うどん、ごはんをよく食べる
(日) 体温36.6℃、咳と鼻水はあるが、食欲回復。元気
(月) 体温36.7℃、病院で治癒証明をもらう。(火)から登園OKとのこと
(火) 体温36.6℃、元気に登園。一日、園の活動に参加する

スポンサードリンク

診日もありますし、検査でインフルエンザと確定するタイミングなどもあると思いますが、およそ一週間は休まざるを得ないと思います。

インフルエンザでは病児保育の利用ができないケースが多く、ファミリーサポートなどのサービスも難しいです。ベビーシッターでも断られることがありますし、祖父母の手を借りると言っても高齢者にはインフルエンザ重症化のリスクがあります。仕事があるママなどは非常に辛い一週間になりますね。

インフルエンザのあと外出はいつから大丈夫?

インフルエンザの感染力はとても強く、長い時間継続する、と言われています。感染した本人の自覚症状がないうちから実は周囲にウイルスを広げていて、熱が下がった後もウイルスは排出し続けています。

インフルエンザウイルスに効く薬として「リレンザ」や「タミフル」がありますが、これは5日間飲み続けるように、と処方される時に指示されます。わが家の長女もリレンザを5日間吸引し続けました。

ですから5日間はウイルスを広げている状態にあると言えます。この期間に外出すると、周囲にウイルスを広げてしまいます。熱が下がっても、外出しないように注意が必要ですね。

そうは言っても、どうしても外出しないといけない時もありますよね。わが家では、長女がインフルエンザに感染した時、熱が下がった後ですが次女の保育園送迎の時に長女も車に乗せていました。マスク着用、外には出ないようにしましたが、本当はよくないことだったでしょう。

インフルエンザが流行する時期は、ノロウイルスなどの胃腸炎、RSウイルス、溶連菌など多くの病気が流行しています。インフルエンザで体力も免疫力も低下している時に、こうした他の病気に感染すると重症化する可能性もあります。

熱が下がっても外出は控えた方が本人のためとも言えますね。

まとめ

インフルエンザは、妊婦・乳幼児・高齢者・ぜんそくなどの持病がある人にとっては、重症化などのリスクがとても大きな病気です。

外出禁止は、感染している本人にも家族にも負担になりますが「感染を広げない」という点ではとても重要な意義あることです。

感染した本人にとっても他の病気に感染するリスクをさげることにもなりますから、社会全体で「外出禁止」が当たり前のこととして受け入れられるようになるといいですね。

どうしてもやむを得ない場合、咳エチケットは厳守するようにして、感染拡大を防止するように心がけましょうね。

<関連記事>
インフルエンザってお風呂で感染する? いつからOK?家族は先がいい?

インフルエンザの症状で軽い理由は?2015年の子供の症状は?

今年のインフルエンザの特徴は?流行してる?何型が多い?

インフルエンザの検査のタイミングはいつ?痛いの?料金は?

インフルエンザって病院に行かないのは何日まで大丈夫?行かなきゃダメ?

スポンサードリンク

コメントは受け付けていません。