子供がいると驚くくらい洗濯物がたくさんありますよね。双子を出産した友人は「出産前と出産後、水道代が倍増したわ」と言っていました。水道メーターのチェックをする方があまりの変化に驚いて訪ねてきたそうです。
でも、働くママは家にいる時間が限られています。毎日しなければたまる一方の洗濯を、効率よく、毎日、簡単にこなすのに便利な洗濯機、それはやはり洗濯乾燥機ですよね。
働くママにおすすめの洗濯機について考えてみました。
目次
働くママは洗濯ってどんなスケジュールでやってる?
私が会社でフルタイム勤務していた時は、8時に家を出て帰宅するのは20時でした。洗濯は次のようなスケジュールで済ませていました。
(1)母子帰宅。お風呂に入る(洗濯機に洗濯物を放り込む)。
(2)お風呂から出た後、洗濯機を回し、浴室に洗濯物を干す。
(3)浴室乾燥機で洗濯物を乾燥させる(約2時間)。
(4)子供を寝かしつける。
(5)帰宅が遅い夫が夜中に洗濯物を取り込み、お風呂に入る
(6)夫が全員分のバスタオルを洗濯機に入れ、洗濯乾燥する
このスケジュールのおかげで、朝には洗濯が完了していました。本当は一回の洗濯乾燥機で済ませたいのですが、子供の服や靴下といった小物がバスタオルに巻き込まれてしまうと十分に乾燥しません。
また、限られた浴室の中にバスタオルを広げて干すスペースを確保するのも面倒なので、バスタオルだけは別途、まとめて洗濯乾燥するようにしました。
突然の雨や強風などを気にする必要もありませんし、梅雨や花粉の時期でも関係なく、朝には確実に服が乾いているのが助かります。
友人は朝、洗濯をして部屋干しし、仕事に出ている間、除湿器を使って乾燥させていました。朝派と夜派に分かれるかもしれませんね。
洗濯機のおすすめはこれ!
洗濯機は大きく分けて縦型とドラム型がありますが、どちらも洗濯と乾燥が可能です。大手比較サイトを見ても、ベスト10の中には縦型・ドラム型両方が入っています。働くママにおすすめの洗濯機をピックアップしてみました。
ヒートポンプ乾燥方式のドラム型洗濯乾燥機
衣類を乾燥させる時、一番気になるのは「シワ」と「縮む」という点ですよね。この2点が一番気にならないのが「ヒートポンプ乾燥方式」です。
こちらは除湿器で乾燥させるような仕組みなので、ヒーター方式と違って高い温度にならず、乾燥途中にドアを開閉することもできるので便利です。また、ヒータータイプよりもずっと省エネで、電気代もお得です。
*パナソニック NA-VX9600L*
こちらは洗濯10kg、乾燥6kgと容量も家族向けで、洗濯から乾燥まで100分かからないという優れものです。
汚れ物が多い子供の服に便利なつけ置き洗い・ガンコな汚れを落とすコースも嬉しいですし、カラータッチパネルで操作が簡単なのもいいですね。
ただ注意したいのは、ドラム式は一般的に大型タイプが多いという点です。また、どうしても重たい洗濯機になるので建物によっては「床の強度不足で設置不可」ということもあります。
特に古い集合住宅地では、階段やドアのサイズの問題で製品を運び込めなかったり、設置ができないケースがあります。ドラム式の場合は必ず購入前にドアや通路のサイズ、設置場所の寸法をきっちりと測るようにしましょう。
縦型派のママにおすすめ洗濯機
設置場所の問題や、やっぱり洗濯機は縦型で・・・・・・というママにおすすめの縦型洗濯機は「液体洗剤自動投入機能付き」のタイプです。
私は「洗剤そのものが洗濯物につくのがイヤ」なので、水がある一定以上洗濯機に入ってから洗剤を投入していました。毎回、一定以上水が溜まるまで待つのが面倒でした。
パナソニックの洗濯機の中には、洗濯機に自動液体洗剤投入機能がついているものがあります。これ、一度使い始めると止められなくなります。
縦型の方が故障が少なく、しっかり洗えていい、という方も多いようで根強い人気を誇っています。
乾燥機能をよく使う方にはドラム型(ヒートポンプ乾燥方式)がおすすめですし、乾燥はあまり使わない、という方なら縦型でいいと思います。
ただ、ひとつ言えることは、洗濯から乾燥まで一度のボタン操作で終わる、というのはこの上なく便利だ、ということでしょうか。理想はシワにならず、衣服が傷まない洗濯乾燥が短時間・一回の操作で終わる、ということでしょう。
洗濯乾燥機がやっぱりいいの?
乾燥機能の有無については賛否両論ありますが、働くママならやはり洗濯乾燥機はあると便利です。
保育園や幼稚園に制服で行く、一日のうちに何度も着替える子供を持つ働くママにとって、毎日洗濯して確実に乾燥させる、というのは重要なことになります。
ただ、シワになりにくく、生地も傷みにくいヒートポンプ乾燥方式のドラム型洗濯乾燥機は値段が高くて手が出せない、と感じがちです。
服の傷みやシワが気になって乾燥機を避ける方もいますし、乾燥機を使わなくても次のような方法で洗濯物は乾燥させられます。
・除湿器を使う
昼間の部屋干しが気にならず、6畳くらいの部屋を日常的に物干し場として利用できるなら、除湿器を使って仕事をしている間に洗濯物は乾かせます。
・布団乾燥機を使う
狭い温室のような空間内に洗濯物を干し、布団乾燥機で2時間くらい温風を送り込み続けることで乾燥させることもできます。布団乾燥機専用の洗濯物乾燥グッズも売られていますよ。
・浴室乾燥機を使う
お風呂に浴室乾燥機がついている場合は、お風呂を物干し場にしてしまえば2時間程度で洗濯物が乾きます。お風呂でのカビの繁殖も抑えられ、一石二鳥ですよ。
まとめ
洗濯乾燥機はあると確かに便利です。時短にも労力削減にもなります。働くママにとってはなくてはならないものかもしれません。ただ、考え方と工夫によっては別の乾燥機を使うのも手です。
自分のライフスタイル、持っている家電、洗濯物の量や頻度、予算によって購入を考えてみるといいですね。
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