妊娠中は食べ物や飲み物に気を遣いますね!中でも控えたいものとしてよくあげられるカフェイン。カフェインと言えば特にコーヒーや紅茶に多く含まれていると言われています。
妊娠前はコーヒーや紅茶をよく飲んでいたけど、妊娠を機に控えてる、もしくはやめているという方も多いのではないでしょうか。
では、どうして妊娠中のカフェイン摂取は控えた方がよいと言われているのでしょうか?
妊娠中のカフェインってどんな影響があるの?
妊娠中はママが口にするものがそのままお腹の赤ちゃんに届くため、ママがカフェインを摂取すると赤ちゃんにもカフェインが送られてしまいます。
大人はカフェインを排出することが出来ますが、赤ちゃんはまだ肝臓機能が未熟なため、大人のようにカフェインを排出することができません。そのためカフェインが体内に長く残ってしまい、赤ちゃんの体に大きな負担をかけてしまうのです。
それだけではなく、カフェインは妊娠中に必要なカルシウムや鉄分の吸収も妨げてしまいます。
実際のところ、カフェインがお腹の赤ちゃんに直接及ぼす影響というのは、まだはっきりされていませんが、カフェインの摂取で死産や流産のリスクが高まるとも言われているため、控えるに越したことはないでしょう!
妊娠中にとっていいカフェインの量
イギリスでは1日に200mgまでなら問題ないとされています。
●カフェイン含有量
・コーヒー1杯(150ml)あたり50~150mg
・紅茶1杯(150ml)あたり30mg
1日にコーヒー1杯、紅茶なら3杯程度なら問題はないでしょう。
妊娠中はカフェインを摂取しないことに越したことはありませんが、今まで飲むことが日課になっていた方が、急にコーヒーや紅茶をやめることでストレスを溜めて込んでしまうようであれば、逆にそれもよくありません。
1日に1回もしくは2日に1回など間隔をあけてコーヒーや紅茶を楽しむ時間を設けてもいいでしょう!
カフェインを含むものはコーヒーや紅茶以外にもいろいろあります。
ここで少しご紹介します。
●コーヒー、紅茶以外でカフェインを含むもの
・チョコレート
・烏龍茶
・抹茶
・ココア など
いつからいつまで気をつければいい?
先ほどもも少しお話しましたが、カフェインの摂取によりお腹の赤ちゃんに負担がかかったり、死産や流産のリスクが高まる可能性があるとされてるため、妊娠中は良くないと言われていますが、これはあくまで過剰に摂取した場合の話です。
つまり摂取量に気を付けていれば、カフェインは全く摂取してはダメ!というものではありません。とはいえ、やはり妊娠中はカフェインの摂取に抵抗があるものです。
最近ではノンカフェインのコーヒーや紅茶も出てきているので、そういうのを利用されるのもいいかもしれません。
さて、カフェインの摂取量に気を付ける期間についてですが、これは人によって様々になってきます。
実は妊娠期間中だけでなく、赤ちゃんが生まれた後も母乳を与えている間は気をつけた方がいいため、母乳の出によっても左右されますし、卒乳時期によっても期間は変わってきます。
まとめ
妊娠中はどうしても神経質になってしまいがちですが、気にしすぎるあまりにストレスを溜めるのは良くありません。時にはリフレッシュタイムを作ることも必要です。
摂取量に気を付け、うまくつきあっていけるといいですね!
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