待ちに待った赤ちゃんとの生活。楽しいことばかり想像してたけど、現実は家事をこなしながら頻繁な授乳とオムツ替えなど、慣れない育児にストレスを溜め込んでしまいがちになります。
そんな時のコーヒーや紅茶は格別ですよね!
しかし母乳を与えている間は妊娠中と同じように食べ物や飲み物には気を遣います。
カフェインを意識してコーヒーや紅茶を避けているお母さん達も多いのでないでしょうか!
ここでは授乳中のカフェイン摂取についてお話します。
授乳へのカフェインの影響ってどんなのがあるの?
カフェインは脳を刺激し興奮させる覚醒作用があり、眠気を防止する効果があります。
眠気覚ましに朝の1杯、または昼食後の1杯としてコーヒーなどを飲まれる方も多いですよね!
また集中力のアップや偏頭痛を緩和する作用もあり、その他には脂肪の分解を促進させるリパーゼという酵素を活性化させる作用もあることから、うまく摂取すると脳梗塞などの病気を予防する効果もあると言われているんですよ!
授乳中のお母さんがカフェインを摂取した場合、その0.5~1.5%が母乳に含まれると言われています。
適度な摂取は大人にとって良い効果をもたらしますが、まだ消化機能が未熟な赤ちゃんの場合はカフェインの影響を受けやすくなってしまうのです。
なので、もし授乳中にカフェインをとりすぎると、カフェインの興奮させる作用が赤ちゃんにも働いてしまう可能性があるんですね。
とってもいいカフェインの量は?
授乳中は控えたいものとしてカフェインがあげられますが、コーヒーなら1日に1杯程度、紅茶なら3杯程度なら問題ないと言われています。
種類によっては濃度が異なるため注意が必要ですが、1日に10杯以上飲むなどの異常な摂取をしない限りは問題はないでしょう。
とはいえ、赤ちゃんの影響を考慮してカフェインを控えるに越したことはありません。
最近ではカフェイン少なめやノンカフェインのコーヒー、紅茶などが出ているので、そういうのを上手く利用するのもいいかもしれません。
また、授乳前ではなく、授乳後に飲むといった工夫をすることでも、赤ちゃんへの影響を少なくすることができます。
寝ない、夜泣きはカフェインのせい?
1章でお母さんがカフェインを取るとその0.5~1.5%が母乳に含まれると紹介しました。
0.5~1.5%というとかなり少なく感じますが、まだ3000~4000gしかない赤ちゃんの体重を考えるとその数値は大きいものです。
またお母さんの体からカフェインが半分量になるまでに約5時間かかると言われていますが、まだ3ヵ月満たない赤ちゃんの場合はカフェインを消化するのに3日も要します。
そのためカフェインを含んだ母乳を飲み続けることで、赤ちゃんの体にカフェインが蓄積されやすくなるのです。
カフェインの蓄積により落ち着きがなくなったり、寝つきが悪い、または不眠などの影響が出ると言われています。
また興奮状態が続き夜泣きへつながるとも言われています。
まとめ
いかがでしたか?
過剰に摂取をしない限りは気にしすぎる必要はないですが、それでも気になる場合は、カフェイン控えめのものを飲んだり、飲む時間を授乳後にするなどの工夫をされるといいでしょう。
またノンカフェインのものであればカフェインの影響を心配することもないので、そういうものをうまく利用してストレスを溜め込まないようにしましょう!
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