プールの季節に学校でもらってきた水いぼが、油断していたら兄弟間で感染して大変なことに!
たかが水いぼと甘く考えていたら、どんどん悪化してしまったなんてことはありませんか?
病院に行けばすぐに治ると思っていたのにそこで待っていたのはピンセットでの痛い治療です。
子どもに負担がなく痛くない方法では、どのような治療方法が効果的なのか試してみました。
子供の水いぼ治療の薬とその効果
病院で処方される薬は塗ったら即治るという薬ではありません。
我が家では子ども二人の水いぼが悪化してしまったのですが、二人とも乾燥肌なんです。
まずはかさついた肌を保湿する軟膏を処方されただけでした。
内服として漢方のヨクイニンを処方されることもあるそうですが、長期間飲まなくてはいけないことと、効果がある場合とない場合があるそうです。
肌が乾燥しているとかゆみから水いぼをかき壊してしまい、増やしてしまう原因にもなります。
確かに水いぼが増えている部分はカサカサとして肌に潤いがないことがよく分かります。
保湿ケアを続けていくと乾燥して低下しているバリア機能も回復してきますので、軽度な水いぼは自然治癒していきます。
自宅で使っていたベビーローションを朝晩とこまめに塗るようにしたところ、水いぼが増えるのが一旦治まりました。
液体窒素の治療って実際どう?
私の夫も小さい頃に水いぼが出来たらしいのですが、その時は液体窒素で治療したそうです。
綿棒につけた液体窒素を水いぼ部分に付けて、低温やけどさせて患部の組織を壊死させる方法で数日でポロッと取れるらしいのですが、何度か通院しなくてはいけません。
治療の時には痛みもありますので、あまり小さい子の場合には難しい治療法ですね。
水いぼにイソジンを使ってみた
痛みのない水いぼの治療法と言えばイソジンを使った方法です。
イソジンに配合されている有効成分のポビドンヨードには強い殺菌作用があるため、水いぼのウイルスを死滅させるとされているようですね。
水いぼの治療に使うのは外用薬のイソジンで、これを入浴後など皮膚が柔らかくなっている時に綿棒などでひとつひとつ水いぼに塗布していきます。
たくさんある時には大変なんですが、頑張って塗りました。
一週間くらいでウイルスの詰まった白い芯が浮いてきますので、こうなってからピンセットなどでその部分を取り除きます。
地道な方法でひとつひとつ対処していくしかありませんが、嫌がる子どもを押さえつけて行う処置よりは痛みも最小限に抑えられる方法でした。
木酢液を使ってみた
我が家は今出来てしまった水いぼをこれ以上増やさない!ことを目標に入浴剤代わりに木酢液を使ってみました。
森の中で入浴しているような独特な香りはしますので、最初は子どもたちもニオイにびっくりしていました。
木酢液は殺菌効果があるようなので、肌が弱く水いぼが増え続けてしまった、まだ水いぼには感染していない子どもの予防におすすめです。
我が家で試したところ、小さい水いぼができかけていた子どもは木酢液を入浴剤として入れたところ悪化することなく収束していきました。
出来始めの水いぼや、兄弟への感染予防には木酢液は効果的みたいですね。
水いぼは放置しても治るけど・・・
水いぼは放置していても半年から1年程で免疫が出来て自然治癒していきます。
ですが時間がかかりますし、皮膚疾患のある子どもの場合はかきむしって周辺の皮膚を傷つけて悪化させることやどんどん増えていってしまうことがあります。
また完治するまでに家族の他の誰かにうつすこともあります。
早めに対処をして、予防には肌の免疫力を高めるために保湿ケアをしっかりすることが大切です。
<関連記事>
・【水いぼをピンセットで取りたい】取り方の基本と取ったあとの処理
・水いぼにイソジンの軟膏塗った変化とうがい薬でも代用可かも調査
・水いぼの薬でリンデロンはよく処方される?市販で買えるものは?
水いぼのあとプールはいつからOK?小学校・幼稚園・保育園ごとに