病院で水いぼを取る処置には、水いぼの量が多い時には大変です。
水いぼは一度には取りきれませんし、何度か通院することになります。
痛い思いをして子どもが病院嫌いにもなってしまいますし、痛がる子どもを医者に任せるくらいなら、自宅で取りたいというお母さんも少なくはありませんね。
水いぼをこれ以上増やさないように、ピンセットを使って水いぼを取ることが出来ます。
取る時の注意すべき点と、取った後の処置方法をまとめました。
目次
水いぼをピンセットで取りたい!取り方の基本
水いぼを取る時には、先端が丸くなった水いぼ用のピンセットを使います。
この時、全ての水いぼを取る必要はありません。
小さな水いぼではなくて、少し膨らんできて中央に白い芯のようなものがある水いぼをピンセットでつまんで引き上げます。
きゅっとつまむと水いぼの先端の皮膚から、水いぼの芯が固まりのようになって出てきますので、手で直接触らないようにティッシュなどで摘んで取り除きます。
子どものためには、ためらわずにさっと素早く処置することが一番です。
取り除いた後は血が止まってから消毒をして、子どもが水いぼの傷口を触ってしまわないように絆創膏などで保護しておきます。
水いぼをピンセットで取った後ってどうしたらいい?
水いぼを取った後は、溜まっていた血がしばらく出血します。
取り除いた患部をつまむと痛がりますので、自然に任せて出血する分をふき取って血が止まるのを待ちます。
周囲の肌を軽く指先でマッサージすると溜まっていた膿や血が出てきます。
血がある程度止まったなら消毒をして絆創膏などを貼ります。
プールや入浴で家族にうつるのが心配な時は、絆創膏より防水テープがおすすめです。
あまり長時間貼っておくと小さい子どもの場合、貼っている素材によってはかぶれてしまいますので2日ほど経って傷口がふさがっていたら剥がしておきます。
絆創膏を剥がした後には、処置した跡が残らないように皮膚の回復を助けるための保湿クリームなどをこまめに塗ってあげてください。
水いぼをピンセットで取るのが痛い!なんとかできない?
水いぼを無理やり取るとかなり痛がりますよね。
病院では泣く子を押さえつけて取るような処置ですので、見ていて辛くなります。
水いぼはほっておいても半年から1年くらいで自然治癒していきます。
あまり痛がる時には無理に取ることはありません。
大きくふくらんできて今にも破裂しそうな水いぼは、中に膿もたまっていてほっておくと痛みやかゆみもあるようです。
ここまで成長してしまう前に取ってあげることが一番です。
大きい水いぼはほっておくと皮膚が破れて周囲に感染を広げてしまいます。
そんな時には子どもにおもちゃやお菓子など渡して気をそらしているうちに、手早くぱぱっと水いぼをピンセットで取ってしまいます。
一度にいくつも処置するとかわいそうですので、大きくなったものから順に取って行きます。
水いぼは増やさないようにがポイント
水いぼは一度できると全身に広がって病院での処置にも時間がかかります。
水いぼが出来てしまったらまずは増やさないように、肌をしっかり保湿して様子を見ます。
ピンセットで取るのは痛い方法ですので、子どもに負担のないように大きいものから取っていくことが一番です。
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